つボイノリオの聞けば聞くほど

受験シーズン到来!リユース制服を探す際の注意点

大学のみならず高校や中学受験がそろそろ本番を迎える季節です。
受験生を抱える家庭では、本人に対する応援と同時に、その後の学費や制服などの出費に頭を悩ませているのではないでしょうか?

1月17日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが「制服のリユース」について紹介しました。

[この番組の画像一覧を見る]

ジェンダーレスになってきた制服

受験シーズン到来で、家族が気にしているのが進路決定後にかかるもろもろの出費ではないでしょうか。
中でも、入学金・学費に次いで大きな割合を占める出費が制服です。

最近はSDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」にも配慮し、男女関係なく好きなデザインを選択できる中学・高校も増えています。

小高「買う方が悩みますよね。スカートにしようかな、ズボンにしようかなって悩んだ末に着る本人がら『全部買って!』って言われたら…。親としては叶えてあげたいけど、出費が重なるのが痛いですね」

同じ学校の卒業生など知り合いから制服を譲ってもらえるチャンスがあれば、ぜひ活用したいところ。
でも、そんなにタイミングよくお下がりが手に入ることはありませんし、サイズの問題もあります。

地域のバザーもチェック

制服代を安く抑えたいと考えた時にとれる方法の一つが、中古品を探すこと。中古の制服を探す方法として、まず思い浮かぶのがその地域での譲り合い。

小高「お住まいの地域で、バザーや譲り合いの会が開催される予定がないか確認したいですね。学校主催のバザーだと結構手に入りやすかったりしますね」

また、最近では制服のリユース業者も増えています。
インターネットで「地域名 制服 中古」などのキーワードで検索すると、その地域でリユース品を取り扱っている業者がヒットすると小高。

つボイ「自分で業者を探す場合、ちゃんとした業者かどうかを確認してから利用したいですね」

制服は本来、その学校に通う学生が身につけるものです。
しかし業者や個人がコレクションのように集めているケースもあり、場合によっては犯罪につながっている場合もあるので注意が必要です。

怪しい業者の見分け方

犯罪の可能性がある店を避けるためには、来店前に本来の目的でのみ営業しているかチェックすることも大事。

例えば「その学校を卒業した人や家族からしか買い取らない」「その学校へ通学することがわかっている学生にしか販売しない」と基準を明確にしている業者なら安心して利用できます。

小高「最近ではインターネット上での売買もありますが、中古制服を販売する業者は古物営業法の規制を受ける『古物商』に当たるので、地域の公安委員会の許可が必要なんです。
古物商は、ホームページに公安委員会の許可証を提示することも義務付けられているんですって」

フリマサイトやオークションサイトでは、制服の売買自体を禁止しているところもあります。もし、禁止されているのに出品されていたら注意が必要です。

つボイ「いずれにしても、大事なお子さんが着るわけですから。変な業者を見抜く目って言うのも親は持っておきたいですね」

制服がリニューアルされた学校の場合は、リユース品を探すこと自体が難しい場合もありますが、いずれにしても無理なく進学の準備ができることを願うばかりだと語る2人でした。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2024年01月17日11時30分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報