さまざまな世の「毛」を扱う、CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の人気コーナー「つんつるりん。
2023年はNHK大河ドラマ『どうする家康』で一躍注目を集めた鳥居強右衛門の逆さ磔、長いアンダーヘアを賞賛されていた楊貴妃の話題などで盛り上がりました。
12月14日の放送では、以前このコーナーで話題になった「戦時中、女性の陰毛が弾除けのお守りになった」という投稿への反響を取り上げます。
つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーの投稿を紹介します。
免許証にわしゃわしゃ?
まずこんな体験談から。
「私も以前、彼女にお願いして、自らハサミで陰毛を切ってお守りにしたことがあります。彼女の一部が欲しくて、男の独占欲だと思います」(Aさん)
陰毛が弾除けになるという根拠について解説を加えるつボイ。
つボイ「なぜお守りになると言われているかというと、女性には玉がないから玉(弾)に当たらないというゲン担ぎです」
弾除けに限らず、陰毛には何かしらのパワーがあるという話もあります。
「彼女の陰毛を免許証のケースに入れて大切にしている友人がいました」(Bさん)
小高「警察に呼び止められて『免許証を拝見』と言われた時に、大丈夫?(笑)」
つボイ「生年月日も顔もわからへん」
小高「そんなにわしゃわしゃ入ってるの?」
つボイ「1本でこれだけの効果なら、わしゃわしゃに入れた方が交通安全の効果がすごくなる。それをかき分けて確かに本人だとわかる」
「私も彼女の陰毛をもらおうと、あんなことをしている時引っ張ったら『痛い!』とめちゃくちゃキレられたことを懐かしく思い出しました」(Bさん)
アムロがセイラに所毛
「なんと『ガンダム』でアムロ君がセイラさんの毛をもらおうというシーンがありましたよ」(Cさん)
所望ならぬ所毛です。
これはアニメ本編ではなく、総監督・脚本を務めた冨野由悠季さんの手による小説『機動戦士ガンダム』(角川スニーカー文庫)での描写です。
小高「アニメではカットされていました。小説バージョンは結構いやらしいシーンがあるの」
小説ではアムロがもらおうとして、どうもセイラに断られたようです。
一方で恋人から断られ、他人からもらう人もいます。
「陰毛のお守りですけど、僕の知り合いのおじさんがストリップに行って、踊り子さんからもらった陰毛をティッシュに包んで財布に入れていました。
それを聞いて、僕も当時つきあっていた彼女の陰毛をティッシュに包んで財布に入れていました。ご利益は…というと、彼女が身近にいる感じがありました。
ただ気を付けないといけないのは、買い物をした時にティッシュが出てしまって…」(Dさん)
小高「ティッシュにくるんで入れてると、ティッシュもすぐわしゃわしゃになるからね(笑)」
パワー中程度
一方、お守りとされてしまう女性はどう考えているのでしょう?
「私はあまりパワーがないと思います」(Eさん)
つボイ「自分のパワーを評価していますよ。履歴書にも書けそうですね。『パワー中程度』とか」
陰毛のパワー、どうやって測るのでしょうか?
ちなみにつボイによると、奈良県奈良市にある東洋民俗博物館には、大量の女性の陰毛が収集され、民俗学的な分類までされているそうです。
アカデミックな毛の話でした。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年12月14日10時02分~抜粋