つボイノリオの聞けば聞くほど

発声練習に最適な新種の虫の名前とは?

昆虫の話題が『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)の名物「虫のコーナー」。

もともとつボイノリオが虫を苦手としていることから始まったコーナーですが、12月6日の放送では、寄せられたおたよりからつボイノリオがどんどん脱線。小高直子アナウンサーにも止められませんでした。

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気になるラテ欄

「ラジオの番組欄の“以下略”の略した部分がすごく気になるんですけども」(Aさん)

話題になったのはこの日の新聞のラジオ欄。CBCラジオは9時から「つボイノリオの聞けば聞くほど。小笠原で発見オガサワラケシカタビロ以下略」と書いてありました。
ラテ欄は字数が限られているのでこうなってしまったそうです。

Aさんに答えるように寄せられたBさんのおたよりです。

「小笠原諸島の母島で新種のアメンボの仲間を発見したと、21日付のニュージーランド科学誌に発表されました」(Bさん)

つボイ「海繋がりか。東京都ではなくニュージーランドの科学誌が取り上げた」

「小笠原諸島固有種と考えられることから、オガサワラケシカタビロ…」(Bさん)

つボイ「この後、何が略されているか?」

省略された文字は?

「オガサワラケシカタビロ“アメンボ”と名づけられました」(Bさん)

小高「『以下略』が3文字なんで『アメン』で『ボ』がなくなるだけ。『つボイノリオの聞けば聞くほど』じゃなく『聞けば』ぐらいにしとけばよかったのに」

「つボイノリオの聞けば聞くほど」、ラジオ欄に書くには長いタイトルです。

つボイ「『アメンボ』が省略されておりました」

「小笠原ではこれまで別の種とされていた標本は、実際はオガサワラケシカタビロアメンボの可能性があり、再検討が必要だと石川県ふれあい昆虫館の渡辺学芸員が話したということです」(Bさん)

つボイ「小笠原の虫ですがニュージーランドだったり石川県だったり、いろんなところが関わっています」

ちなみに、オガサワラケシカタビロアメンボを採集したのが愛媛大学ミュージアムの吉富博之博士。本当に「いろんなところ」の人が関わっています。

名前がさらに長くなる?

つボイ「これ母島で見つかったんですけど、もし父島で見つかったら、オガサワラケシカタビロアメンボだけじゃなくてオガサワラチチジマケシカタビロアメンボと名づけて、さらに長くなるんですよ」

小笠原諸島は島が多いので、場所も必要と訴えるつボイ。

つボイ「小笠原っていろんな島がある。父島、母島、弟島、従弟島」

従弟島はありません。

オガサワラはダメ

つボイ「昔、『アメンボ赤いなあいうえお』とか言ってましたやん」

小高「発声練習の決まり文句」

つボイ「『オガサワラケシカタビロアメンボ赤いなあいうえお』や。父島で見つかったら、『オガサワラチチジマケシカタビロアメンボ』や。疲れるわ、これ」

小高「アメンボ赤いなあいうえおは、最初が「あ」だからアメンボ赤いなあいうえおじゃないですか?」

「アメンボ赤いなあいうえお」とは、五十音のあ行の発声練習で、各局アナウンサーはもちろん、学校の放送部や演劇部などで使われています。
小高が話したように、あいうえおの頭が「あ」だからアメンボ。か行は「柿の木栗の木かきくけこ」です。実は、これは北原白秋が作った五十音の歌です。

小高「だからオガサワラだのなんだの付けたら、最初の『あ』に持ってこれないという矛盾があるね」

何としても「お」で始めたい

つボイ「『オガサワラチチジマケシカタビロアメンボおもしろいおこそとの』や」

小高「行でやろうとおもったら列で来るんか。おこそとの。ほもよろを、や」

あいうえおの「お」で始めたいために、五十音のそれぞれの行の最後の文字で強引に合わせるつボイです。

つボイ「死体遺棄のニュースの時、アナウンサーは遺棄致死の疑いでって言うけど、私は遺棄致死に(いきちしに)まで入れたらどうやろうと、いつもニュースにツッコミを入れながら見てます」

これは、あいうえおの「い」の列です。

小高「ニュースにツッコミを入れないでください」

小笠原諸島は様々な島があります。つボイが言うように父島でも新種が発見されるかもしれません。
(尾関)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年12月06日10時02分~抜粋

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