つボイノリオの聞けば聞くほど

名古屋市内の老舗ボウリング場が相次いで閉店

53年に渡って営業してきた名古屋のボウリング場「星が丘ボウル」が12月5日に営業を終了しました。

名古屋市内では、3月に名駅のレジャービル「名鉄レジャック」のボウリング場が閉店し、年内には中区の「スポルト名古屋」が営業終了を発表しており、長く愛されたボウリング場が次々と閉鎖しています。

12月5日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、ボウリング場の閉鎖に関する投稿を、パーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しました。

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思い出のボウリング場

5日で閉店した「星ヶ丘ボウル」は、地下鉄東山線で名古屋駅から20分ほどの星が丘駅から5分と、便利な場所にありました。

1フロア100レーンと、開業当時で世界3位という規模の大きさを誇りましたが、建物だけではなく木製のレーンや機械の老朽化が進んだため、存続が難しくなり、廃業が決まりました。

「夏に閉店のニュースを聞いてから、結局一度も行けなかったのですが、最近では閉店を惜しむ人で賑わっていたんですよね。

先週放送された『若狭敬一のスポ音』(CBCラジオ)にゲストで来ていたタレントのおさるさんが、夜のレギュラー番組『おさるのどーでしょう!!!』(CBCラジオ)までの間に、かつて名古屋で仕事をしていた時によく行っていたから、ということで、『この後、星が丘ボウルに行ってくるんですよ』と話していました。
楽しい思い出の場所がなくなっていくんですよね」(Aさん)

閉店せざるを得ない事情

かつて70年代にボウリングブームがありましたが、ブームが去った後もファンが通い続けて維持されてきたボウリング場。
しかし2020年からの新型コロナ禍が少なからず影響したのかもしれません。

「維持するのにかなりのコストがかかる割に利益が少なくて、老朽化した施設維持に大変なホールが多いと聞いています。
100レーンの老舗ホールが閉鎖となるというのは、時代の波ですかね…。寂しいです」(Bさん)

「ボウリングが趣味の私が、今年に入ってなぜか急によく行くようになったセンターで、会員になることも考えていたんですが、残念でなりません。ひょっとしたら虫の知らせだったのかもしれません。最終営業日なのに、行けなくて残念です。今まで本当にありがとう」(Cさん)

残ったボウリング場に人気が集中?

名古屋市内にはまだ複数のボウリング場が営業していますが、立て続けに閉店しているため「さらにボウリング場が減るのではないか」「残ったボウリング場に人が集中するのではないか」と心配する声もあります。

「私はときどき本山ボウル(千種区)に行きます。その狭さが気に入っているのですが、今後少し心配です。
というのも、星が丘ボウルやスポルトも閉鎖となると、ボウリングファンは本山ボウルに集まってくると。広いならいいですが、狭いのでなかなか予約が取れなかったり。
現に会員のロッカーはいっぱいいっぱいで、キャンセル待ちだそうです」(Dさん)

ボウリング場の魅力は、こどもから大人まで幅広く楽しめるというところ。

なんとかなくならないよう、ボウリング場に足を運んでみたいものです。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年12月05日10時52分~抜粋

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