つボイノリオの聞けば聞くほど

エコも意識?これからの結婚式のあり方とは

結婚というと個人や家の問題のように考えられがちですが、これからは多様性や環境といった観点で語られるようになるかもしれません。

11月22日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、いまどきの結婚式について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。

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結婚の基本はジェンダー平等

コーナー冒頭、「実は結婚にはSDGsの目標がいくつも関わっている」と話す小高。

例えば目標5の「ジェンダー平等を実現しよう」。
働き方をはじめ、家事のやり方や分担、こどもを持つか持たないかなど、夫婦のあり方は本当にそれぞれです。

小高「どちらかが我慢するんじゃなくて、お互いを尊重してふたりが納得できる形を探していきたいですよね。それぞれ希望があるはずですし」

最近では、アプリやウエブサイトで、実際に一緒に生活を開始する前にお互いの価値観をすり合わせるためのチェックリストなども提供されています。

「カップル 話し合い」などの検索キーワードで調べると、いろいろ出てくるのでぜひうまく利用して話し合うためのきっかけにするといいのではと言います。

つボイ「選択肢が多くなるほど、話し合うことも多くなりますよね。アプリに助けてもらうというのは、いい方法ではないでしょうか?」

「話し合いだと、感情的になりかねないことが、アプリを使うことで冷静に話せるのではないか」と小高。

結婚披露宴でもできること

最近は挙げない人も増えていますが、結婚式でもSDGsを意識したプラン内容を提案する式場が出てきています。

小高「例えば、招待状の封筒を紙ではなくメールやSNSで送信したり、引き出物の袋を紙ではなくエコバッグや風呂敷にしたり、紙を節約するっていう」

つボイ「この話は、リスナーさんからもいただきましたね。『LINEで招待状が来た、今風やな』って」

若い世代だとすぐに返事ができることを便利だと考える人もいるでしょう。
考え方は様々ですが、紙の節約は目標12の「つくる責任 つかう責任」と目標13「気候変動に具体的な対策を」につながっています。

他にも、披露宴で出す料理の量をゲストによって調整できるようにし、フードロスを減らすことも可能。

つボイ「式場によっては、年配の方は少なめに変更するっていう対応はありましたよ」

小さなことをコツコツと

地産地消の材料を使って地元の産業を応援しつつ、輸送コストを減らすなんていう対応なら、目標2「飢餓をゼロに」、目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」などにも関係してきます。

こうした身近な小さなことを積み重ねることが重要と話す小高。

つボイ「引き出物の内容も、また工夫とかできるんじゃないですかね」

小高「パッケージをシンプルなものにするのは省エネだし、引き出物の商品をフェアトレードのものにすると、目標1『貧困をなくそう』になりますよね」

最近では、SDGsを意識したギフトカタログも登場しています。
招待された側も、今どきの結婚式で取り入れられている取り組みを見れば勉強になるかもしれないと小高が締めくくりました。
(葉月智世)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年11月22日11時35分~抜粋

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