つボイノリオの聞けば聞くほど

大谷翔平選手のグローブ寄贈に意見が殺到!素晴らしい?それとも迷惑?

メジャーリーガーの大谷翔平選手が自身のInstagramで「日本国内の全小学校約2万校に3つずつ、約6万個のジュニア用グローブを寄贈する」と発表し、各メディアで大きく取り上げられています。

11月10日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)に最も多く寄せられたのは、この話題について。
つボイノリオと小高直子アナウンサーが、これらの投稿を紹介しながら語り合いました。

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腹の出具合では負けない?

「ビックリして時が止まりました。著名人が何かを寄付したということは多々目にしますが、全小学校にというこの発想が素晴らしいと思います。ビッグな人はやることもビッグですね」(Aさん)

「大谷翔平選手はすごいな、かっこいいな、太っ腹やな。いやあのね、腹の出具合なら私も負けてませんけどね。息子が小学生なら学校に行く機会があるので見せてもらえただろうけども、息子は来年中学卒業なんでね。でも見てみたいなーこれ」(Bさん)

「私が働いている小学校では野球が流行っているので嬉しいです」(Cさん)

目にする機会がある方はうらやましいですね。

ニューバランスの株価に注目!

「3個ずつとはいえ、日本の全小学校というところがすごくて、1割の子だけ排除するどこぞの国の政府とは大違い。しかも自分で稼いだお金でこういうことをやるのは、まさに“異次元”の行動ですね」(Dさん)

“異次元”違いに、皮肉も飛び出します。

「小学1年生の孫は野球に興味がありませんが、これがきっかけで興味を持ってくれたら大谷翔平さまさまですね」(Eさん)

「野球大好き世代としては、この取り組みが良い方向にいってくれたらいいなと思います」(Fさん)

「グローブを提供したニューバランスも宣伝効果抜群ですね。これだけの売り上げがあるということは、おそらく株価も上がってるのではないでしょうか」(Gさん)

なるほど、新しい視点です。

「将棋やりましょう!」は?

「大谷さんから『野球やりましょう!』と言われたら、やりたくなるんじゃないでしょうか。ワクワクします、すごいなぁ。でも藤井くん(藤井聡太竜王・名人)から『将棋やりましょう!』と言われても、何時間もじっとしていられないので躊躇してしまいます」(Hさん)

野球でも将棋でも、「日本の宝」から呼びかけられたら、心が動く子は多いかもしれません。

小高「必ず小学校には3個来るわけでしょ。まずどうするか。多分、体育館とかにうやうやしく飾って。保護者も含めて集まって、卒業証書授与みたいに舞台に上がって触って、みたいな」

つボイ「まず触る前に、気持ちを込めて礼をせないかん。これを『三顧の礼』というんですけど」

小高「(笑)」

練りに練った、とっておきのネタを出したつボイです。

政治家も大谷選手を見習って!

「政治家も変な小細工はせずに、大谷選手を見習って、スマートでかっこいいことをストレートに行っていただきたいと思います」(Iさん)

「どの学校ももったいなくて使えないんじゃないでしょうか」(Jさん)

つボイ「確かにそういうことはありますね。『誰が使う?』っていうことや。『6年生から使うのが筋じゃないか?』とか」

小高「やっぱり展示やね。でも大谷さんは使って欲しいなと思ってるのかもしれないし。そうしましょうね」

大事に飾ってしまう小学校は多そうですが、大谷さんの「野球やろうぜ!」の言葉通り、ぜひ使ってほしいものです。

学校の先生を悩ませるかも

しかし、中にはこんな意見もあるようです。

「好意的な反応が多いようですが、私としては『面倒くさいことをしやがって』という感想です。もし私が小学校教員だったらやめてくれというでしょう。小学生向けの野球振興はこんなことでは進まないと考えます。個人の自由だからやりたければやったらいいと思いますけど」(Kさん)

学校の先生の経験があるというリスナーからの、大谷選手の今回の行動に対しての否定的な感想です。

「そもそももらったグローブを小学校がどうするかが悩ましいわけで。学校の先生たちを困らせるタネがまた一つ増えました」(Kさん)

野球もよろしくね

Kさんによると、現在小学校では「ベースボール型の球技が必須」ではあるものの、全児童が参加することを考えると、野球ではなくソフトボールの方が可能性があるというのです。

「希望する児童に提供するということですが、公共のものを個人に無償で譲ることはできないでしょうし、貸し出しの方法でもいろいろ現場の混乱が起こったりすると思います」(Kさん)

現場を知る人だからこその意見なのかもしれません。

小高「大谷選手してみれば日本の中で野球の振興っていうところで、他のスポーツもあるけどぜひ野球もよろしくねっていうことなんだと思いますけどね」

センセーショナルなニュースにさまざまな意見が寄せられた、この日の『聞けば』でした。
(minto)
 
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2023年11月10日09時21分~抜粋

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