つボイノリオの聞けば聞くほど

夫を馬に変えてしまった弘法大師。妻がリクエストしたことは?

病気、怪我の痛みや治療の痛み。痛みはどうにもなりません。

11月1日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「麻酔のコーナー」では、痛いエピソードをつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。

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金太、まあ大きくなって

「前回の麻酔コーナーで、片玉肥大のおたよりを紹介してましたが、私も金太君が大きくなった経験があります」(Aさん) 

つボイ「『金太まあ大きくなって』というおたよりがありましたですね」 

「数年前、バイクに乗っていた時の話です。しばらくすると下腹部に違和感を感じたので降りたところ、股間部分が明らかに重くなっているのに気づきました」(Aさん) 

つボイ「これは私、しょっちゅう感じることやけどね」 

小高「体重増えたんじゃないですか?(笑)」 

つボイ「股間やと言ってるじゃないですか」 

Aさんは、近くのコンビニのトイレに駆け込み、ズボンとパンツを下ろしたそうです。 

「右の金太君が野球の公式球ぐらいに赤黒く腫れあがっておりました」(Aさん) 

そこを量ってどうする

原因がわからず、すぐに家に引き返したAさんです。 

「股間を奇麗にして近くの内科に行きました。内科ではベッドに仰向けになり、下半身を晒し、金太君を手で下からそーっと持ち上げて診察されました」(Aさん) 

つボイ「この人の場合はそーっと。私はよいしょっ!」 

「その時の持ち上げ方はドラマ『VIVAN』で、堺雅人さん扮する乃木が500グラムの小麦粉を量るような触り方でした」(Aさん) 

1キロまでのものなら、10グラムの誤差で素手で測ることができると言うのが乃木の特技です。 

つボイ「そこの重さを当てると言うのはどんな業務なんや。いるんか?」 

「散々金太君をいじられて、女性の看護師さんにも見られて、恥ずかしい思いをして、結局泌尿器科へ行くことになりました」(Aさん) 

原因が判明

泌尿器科でイチから診察をやり直したAさん。

「内出血の原因は、バイクに乗る時に少しバランスを崩したため、立ちごけを避けようとして、手と右臍の下辺りで支えた際に内出血を起こし、その血液が右の陰嚢に溜まったと思われます」 (Aさん)

Aさんが当時乗っていたのは1200㏄、車重250キロほどある大型バイク。その時は転倒させないように必死だったために痛みは感じなかったのですが、下腹にかなり負担がかかったようです。 

「治療としては股間を冷やして、出血が止まらなければ、総合病院での手術が必要とのことで、帰宅後、すぐに陰嚢を氷嚢で冷やしました」(Aさん) 

つボイ「陰嚢で氷嚢を冷やすという嚢嚢繋がりや」 

小高「韻を踏んでますよ」 

つボイ「陰のものだけにインを踏む。陰嚢氷嚢。ラップにしてもいいぐらいや」 

小高「どんな曲ですか(笑)」

昔の人は容赦ない

氷嚢で冷やし続けて翌日診察したところ、出血は止まっており、事なきを得たそうです。 

「原因がわからず、このままノリオ君が機能不全になってしまうのではないかと思いました。 
その後、赤黒く腫れあがった金太君は一週間ほどでいつものしなびた状態に戻りました。それ以降、排尿以外では使ってませんけども」(Aさん) 

小高「小さく戻っては欲しいけど、途中で止まってくれたらよかったのにと思うわけ?」 

つボイ「そういうのありましたよ」 

つボイはこんな話を披露しました。
一夜の宿を乞う貧しいお坊さん。主人は酷い言葉で断ると、怒ったお坊さんは主人を馬に変えてしまいます。実はお坊さんは弘法大師でした。 

妻が盛んに謝り、宿を進めると、弘法大師は呪文を唱えて主人を馬から人間へ戻し始めます。 

つボイ「だんだん戻ってきた時に、女房が『そこはそのままで』と言ったんです」 

小高「どこや(笑)」 

つボイ「弘法大師をエロネタに使うなよ!昔の人は容赦ないな」 

この話はまるで落語の艶話のようですがさにあらず。広島の民話として、宮島観光協会のホームページに載っています。
細部は違いますがオチは同じ。気になる方はチェックしてみてください。 
(尾関) 
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年11月01日10時01分~抜粋

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