つボイノリオの聞けば聞くほど

こどもが欲しがらなくなるキャラ弁とは?

カレーライスに何を入れるかという問題から始まったCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「カレーなる食卓」のコーナー。

10月11日の放送では「キャラ弁」にまつわる投稿をつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介していきます。

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キャラ弁は1回が限界

「次女が幼稚園の時、周りでキャラ弁が流行り始めておりました」(Aさん) 

「よし、私も作ってみよう」と思ったAさんは、仕事を持っていましたが、いつもより2時間早く起きて、頑張ってピカチュウ弁当を作ったそうです。 

「もちろんこどもは喜びました。幼稚園でドヤ顔だったようです。でも私は1日でへとへとになりました」(Aさん) 

つボイ「キャラ弁にエネルギー全部吸い取られた。1回は作るけど、連続してはとてもできない」 

キャラ弁が上手な人は手際よく時間かけずに作るようです。 

小高「ポケモンの弁当で一番簡単なのがモンスターボール。丸いやつで一番簡単。カニカマとチーズとのりでなんとかなる」 

つボイ「いかにして手を抜くかですね」 

「モンスターボール」とはポケモンを捕まえるためのボールのこと。これをキャラと呼べるかはわかりませんが。

キャラ弁を欲しがらなくする方法

「孫が幼稚園に入園した時、お嫁さんはお弁当におにぎりを作ったそうです。するとおかずは全部食べたけど、おにぎりだけ残してきたそうです」(Bさん) 

「なんで残したの?」と聞くと、「食べるのが可哀想」と言ったそうです。 

「喜ぶだろうと、のりで目、鼻、髪を作って顔にしたそうです。嫁さんは『キャラ弁作らなくてもよかった』と言っておりました」(Bさん) 

小高「優しい子だねえ」 

「うちの娘も『キャラクターの目が怖いからキャラ弁は嫌』と言ってくれて助かりました」(Cさん) 

つボイ「いきなり怖いやつ作ったるのも手かもわからんな。のりをいっぱい使って貞子みたいなやつ。テレビから出るか弁当から出るかや」 

小高「白と黒でなんとかなりそうですね」 

つボイ「ふたのとこから、ちょっと髪の毛がはみ出してる」 

小高「それはちょっと衛生的にどうかと思います」 

弁当の思い出

「つボイさんが『お袋の料理は本当にまずかった』と言うたびに『じゃあお前が作れ』と非難のメールが殺到しているようですね」(Dさん) 

時々つボイの口から、母親の料理は不味かったというエピソードが出ます。 

つボイ「ひとこと言っときますけども、ここでそういう感想は述べてますけど、直接お袋には言ってませんからね」 

言葉に出すと「じゃあ自分で作れ」と言われるので、心の中で「まっず~」と言っていたそうです。 

つボイ「もう1回繰り返しますが、お正月の10日過ぎてから、おせちの残ったもんがバーンと入っとる。家族誰も食べへんかったものを入れとるんですよ。文句は言いませんでしたが、心の中は不満だらけです」 

味覚格差で得をした

Dさんのおたよりは続きます。 

「つボイさんの気持ちは私もわかりますよ。正直、私の家もそうでした」(Dさん) 

学生になり、社会人になり、外食をするようになると「あれっ?」と思うようになったそうです。自分は美味しいと思って食べているものを、周りの人たちは「不味っ、これ何?」とまで言って食べないんだとか。 

「宴会などでは、誰も食べないものを、ありがたく美味しくいただけるので助かりました」(Dさん) 

つボイ「この人は私とよく似てます」 

つボイとDさんはお互いに心が通じたようです。 

つボイ「うちのお袋の料理はめっちゃ不味いもんですから、給食がめっちゃ美味しかった」 

「今日の給食不味い、食べない」と言って残されたおかずは全部つボイのところに集めたそうです。 

つボイ「小学校の6年間、給食費の何倍もの量を食ったったわ。これもお袋のおかげかも。お袋が不味いものを作ってるもんだから、給食が美味しくてしょうがなかった」 

切実な訴え

「話を戻しますが、つボイさんが作ればいいじゃないか。『男性も台所に立て』という主張は、つい数年前から出てきた女性陣からの主張だと思います。つボイさんが生きてきた時代は、男性が台所に立つのはある意味アブノーマルな行動ではなかったでしょうか?」(Dさん) 

つボイ「台所はある意味、男城みたいなところがある。ジェンダーの問題もそうでしょうけど、嫁姑問題でもあるみたいです」 

小高「家庭の台所は女性のイメージが続いてたけど、お店ではコックさんとか板前の男社会。あれが不思議ですね」 

つボイ「料理から社会が見えてくる…」 

まとめにかかるつボイですが。 

つボイ「私はお袋に何にも言わず食べてたんです。そこだけ言っときましょう。言ったら、お前、自分で作れいうことになりますから。心の中で叫んでただけの話でございます」 

最後にもう一度、リスナーに釘を刺すつボイノリオでした。 
(尾関) 
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年10月11日10時03分~抜粋

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