つボイノリオの聞けば聞くほど

前向き?後ろ向き?若手アナが迷った和式便器のしゃがみ方

共同通信などによれば、全国の小中学校のトイレにおける洋式便器の割合が68.3%であることが報じられました。
一方で和式便器は年々減少し、若い世代には洋式便器しか知らない人たちも増えているようです。

10月5日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、このニュースを入社2年目の松本道弥アナウンサーが伝えました。
パーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが、松本アナを交えて便器事情について談義します。

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和式トイレの謎

小高「私が小さい頃はほとんど和式で洋式が1個2個という割合が多かったですが、いつの間にか逆転してますね」

松本「僕の感覚ですけど、和式、洋式半分か、ちょっと洋式の方が多かったくらいのイメージです」

小学校3年生までアメリカに暮らしていたという松本アナ。日本に帰ってきた時、後者に和式便所しかないトイレがあり困惑したそうです。

松本「和式便所はどっち向きに座ればいいかわからなかったです。今でもよくわかってないんですよ」

その会話を聞いていたつボイ、この疑問に答えます。

「和式便所の構造を見てください。横から見ると楕円形のでっぱりになっています。あの名称はわかりますか」

松本「え…便器じゃないんですか?」

つボイ「便器の中の部分名称。『金隠し』です。となるとどっちが前かわかります」

隠れるのか?

松本「金を隠す方が前、ということは対面してしゃがむんですね」

松本アナは25歳にしてようやく真理にたどり着いたようです。

小高「でも、アレで隠れてるの?」

つボイ「私は、隠れへんの、あれでは。あんなもんでは隠れません」

素朴な疑問を抱いた小高。

小高「女性用のトイレにもあるのに、その名称なんなの?」

つボイ「じゃ、何にしたらいいでしょうか?小高さんの提案を聞いてみましょう」

和式トイレのメリット

洋式便器が増えている昨今ですが、つボイはジムのトレーナーからこう言われたそうです。

「この頃トイレが洋式になってしまいましたけど、和式がどれだけ脚の筋肉のトレーニングになるのか。行った回数だけ、日本人はちゃんと屈伸運動をしていた。それを頭において、その分トレーニングをしないといけない」

この言葉を紹介した上で、松本アナに向かってこう言います。

つボイ「いまこの年代は和式はどっち向いて座っていいかわからないという、ジェネレーションギャップです。『金隠し』を覚えておいてください」

松本「金隠し、勉強になりました」

トイレの進化

トイレについて投稿が届きました。

「こどもの頃はボットン便所でした。和式になった時『なんと清潔だ。これからの時代だな』と思いました」(Aさん)

ボットン便所が和式の水洗トイレになり、やがて洋式にと進化しました。

「シャワートイレの普及により減ったのが痔主です。特に脱肛。マドンナが来日した時、ウォシュレットを数台買って親戚に配った。これがウォシュレットの売り上げに拍車をかけたと言われています」(Bさん)

つボイは「もともとはアメリカ生まれです、日本で発達して、あるロックミュージシャンが初めて使った時、『こいつはなんでオレのここを知ってやがる』。見事に的中したようです」と博識を披露しました。

トイレにも歴史あり。これからも発展し続けるのでしょうね。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年10月05日09時08分~抜粋

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