つボイノリオの聞けば聞くほど

ゲームを毛嫌いしていた親が急に「やりなさい」。なぜ?

食欲の秋、月見の秋、そしてスポーツの秋。現在、中国・杭州では第19回アジア競技大会が開催中で、連日熱戦が繰り広げられています。

今大会で初めて採用されたのが、コンピューターゲームを使った対戦「eスポーツ」です。

9月29日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、リスナーからの投稿をもとに、つボイノリオと小高直子がこの「eスポーツ」について語りました。

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eスポーツの進化

「eスポーツの会場の盛り上がりがすごく、チケット入手困難のニュースを見ました。会場はまるでライブをしているようで、大画面や光での演出もあり、まるでひとつのエンタテインメントのようでもあります」(Aさん)

もともとスポーツはエンタメ的な要素が強いものですが、eスポーツはかなり突出しているようです。

Aさんのおたよりは続きます。

「IOCが今月『eスポーツ』委員会を設置して、オリンピック種目にも採用される可能性があるとのことです。私もeスポーツに挑戦してみようかなと思いました!」(Aさん)

eスポーツがオリンピックで観られるようになる日も近そうです。

目の敵からオリンピック競技へ

eスポーツは他の競技と異なり、年代を問わないスポーツ。実際に大活躍しているシニアチームもあるようです。

ただ、つボイの頭の中ではなかなか整理できないことがあるといいます。

つボイ「私もゲームが大好きなんで、こういう言い方になるんですけれども。
ゲームばっかりやってると、親が怒る、学校も怒る。
『お父さん、お母さんにご指導をお願いしたいと思います。30分なら30分と、時間を決めてやるように』
ゲームばっかりやってるやつは、教育者やら指導者やら、いろんな人から目の敵にされていた」

こんなに虐げられてきたゲームがオリンピック競技になる。このまさかの現実に、なかなか頭がついていかないというのです。

ランキング1位の獲得賞金は?

一方、小高は親目線でゲームへの先入観の変化を語ります。

小高「親が怒るっていう基準でいくとですね、今までは怒ってたと思います。
これを聞いたらどうでしょう?世界のeスポーツ大会の賞金ランキング1位が、およそ『415億5,300万円』だそうです」

つボイ「ちょっと待って!415万円でも多いのに!億?」

小高「415億5,300万円だそうです…『やりなさい』(笑)」

つボイ「親は言うのかー」

eスポーツが高額賞金を手にすることができる競技と知った親が、掌返しをするのもうなずけます。

藤井聡太竜王・名人と同じ!

つボイ「悪のように言われてたけども。『ゲームばっかりやって!』って」

ここでつボイが思い浮かべたのは、快進撃を続ける藤井聡太竜王・名人のこと。

つボイ「藤井君だって、ずっと将棋・将棋・将棋でやってたでしょ?あれをテレビゲームに置き換えることと同じなんですよ」

小高「それは、机に向かって一生懸命トレーニングとしてやるか、ソファの上でお菓子を食べながら寝っ転がってやるか」

つボイ「それも練習の方法ではないでしょうか?だからeスポーツの会場にソファとお菓子が置いてあるかもわからん」

小高「置いてなーい!」

世代的に、eスポーツが競技として受け入れられていることに、まだ消化しきれていない感のあるつボイでした。
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年09月29日09時31分~抜粋

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