つボイノリオの聞けば聞くほど

規格外フルーツや廃棄予定の素材が生まれ変わる!「ふるさと納税」の意外な返礼品

いまや認知度も高まり、やる人も増えたふるさと納税。
地域特産の農作物や魚介類・工芸品などを目当てにしている人も多くいますが、返礼品はモノだけではないようです。

8月30日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、意外な「ふるさと納税」の返礼サービスについて、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しました。

[この番組の画像一覧を見る]

「ふるさと納税」にもSDGs

すっかり人気が定着した「ふるさと納税」ですが、最近はSDGsを意識した返礼品が増えてきているそうです。
ふるさと納税を仲介するサイト「さとふる」では、エコや規格外など、SDGsに関連する返礼品が2019年は172件ほどでした。
しかし、昨年2022年にはおよそ25倍の4371件まで増えていたそうです。

つボイ「そんなに?」

例えば規格外のフルーツを使って作ったお菓子やお酒が人気を集めているようです。

小高「お菓子、お酒に餃子などいろいろあるんですけど。その他にもジビエ料理なんて言うのもあって、ちょっと興味深いですね」

廃棄予定の素材から服飾小物

もちろん食べ物以外の返礼品もあります。
例えば愛知県豊山町では、定期交換で廃棄予定だった航空機用ライフベストの素材で作ったバッグ・財布などの服飾小物も返礼品のラインナップにあるそう。

以前にこの番組でも話題になりましたが、愛知県豊田市では消防隊の隊員が使っていた防火服の素材で使ったバッグもありました。

つボイ「これ持ってます。ちょっと素材が目立つものですから。
いいですよね、こういう素材でね、人の命を助けるために働いたもので、こういうバッグっていうのもいいなぁと」

小高「つボイさんみたいなニーズもあるわけですからね。そのまま廃棄されるより、やっぱりこうやって第二の人生で他人の手に渡った方がいいですもんね」

すっかりお気に入りのつボイですが、大切に使っている様子からも丈夫で使い勝手がいいことが伺えます。

過程も含めた返礼品

この他、空き家を年に数回見守ってくれる、ユニークなサービスもあります。

つボイ「遠方のふるさとにある家を見守るということね、まさにふるさと納税という感じがいたします」

また、その製品を作る時に地域の福祉施設が作業に関わっていることを謳った返礼品も多く出ています。地域をあげて返礼品を準備している自治体も増えているようです。

自分の地域でどんな返礼品が準備されているのか、相談することも含めて地域の活性化につながるのではないかと話すつボイ。

地域の活性化という観点では、SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」や、目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」、そして目標11「住み続けられるまちづくりを」と様々な目標につながっていきます。

「ふるさと納税」に興味を持つと同時に、少しでもSDGsへと興味が広がっていけばいいのではないかと締めくくったつボイでした。
今年検討している方は、参考にしてみてもいいのではないでしょうか。
(葉月智世)
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2023年08月30日11時26分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報