つボイノリオの聞けば聞くほど

スマホで簡単、今からできる夏休みの自由研究のヒント!

7月24日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、CBCの榊原悠介アナウンサーが、夏休み、役に立つ情報として「自由研究、こんなのどうですか?」という提案をしました。

研究のテーマは「道」。
こんな風に道や風景をみてみると楽しい、自由研究にもなる、という話です。

つボイノリオと小高直子アナウンサーが感心しつつ聞き入ります。

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道からはじめる

CBCリスナーから道好きとして知られる榊原アナウンサー。
「今日から歩む、道好きへ道」と題して、道、地図にまつわる自由研究を提案しました。

小高「道はどこに住んでいてもありますから、研究の対象としてはとても身近ですね」

榊原「すぐそこにどこにでもある、絶えることがありません。こんな風に道を見てみると楽しいかも、というのをご紹介します。

道には過去があり、現在があり、未来があります。道を見ていると、過去と現在、現在と未来、その交差点が見えてきます」

地図に歴史あり

まず、その道の過去を見るためには、地図を見るといいそうです。

榊原「地図好きがどう楽しんでいるか?まず地図をぼんやりながめます。そうすると不思議な形の道があります。碁盤の目に整然と並んだ道、それ以外に変な形の道があります。それから、そこの昔の地図を見ます。インターネットでも昔の地図を見ることができます。

見ると、昔何があったのか、ここに鉄道が走っていたのか、水路があったのか、だからここが斜めになっている。そうなると過去が見えてきます。

今度はそこに行ってみる。現地に赴いて思いを馳せる。自由研究なら写真を撮るといいです」

過去の写真はどうする?

自由研究であれば、何かにまとめないといけませんが、地図上に書き込めば、今はこうなっている、昔はこうなっていると比較ができると、歴史が見えてきます。

しかし、その道の過去の写真は簡単に入手できません。
過去を見るためにはどうすればいいのでしょうか?

Googleマップは左上のメモリみたいなところをクリックすると、場所によりますが10年ほど遡ることができます。便利な時代になりました。

現在と過去の写真を比べて、街の変化をまとめるだけでも立派な自由研究になるのです。

自分で作るデータベース

続いては未来を見る方法。

現在、名古屋市の繁華街・栄はビルの建設ラッシュです。
榊原アナによれば、こういった建設中のビル、工事中の道路を見つけたら、ぜひ写真を撮ってほしいとのこと。
夏休みというとわずか1ヶ月ほどですが、それでも数日おきに撮影していると変化がわかります。

そして可能であれば「夏休み後も続けていただきたい」という榊原アナ。
同じ場所で同じ方向を向いて撮り続けていると、ビルの工事が進んでいき、どんどん移り変わりが見えます。

こうして撮った写真は過去のものとしてストックできます。
3年後、5年後に風景が変わります。データベースのように溜まっていって、完成までの様子が自分で全部揃えられることになります。

スマートフォンであれば簡単に撮れる上、自動的に日付と場所も記録されます。

写真のコツ

最後に、定点観測写真の撮り方についてアドバイスする榊原アナ。

榊原「変わっていくものだけを追うとわからなくなります。変わらないものを必ず映り込みに入れて欲しい。信号機、標識、木などです。そういったものを写真の画角に入れて、同じところから同じ方向を向いて写真を撮る。ちょっと角度が変わると画角が変わります」

小高「お父さん、お母さんに、昔の家のまわりのスナップ写真とかあるか探してもらうといいですね」

榊原「現在と未来、現在と過去の比較を楽しんでいただきたいです」

つボイ「7月中にやれるのがいいですね」

1週間に1回撮っても、5、6枚撮れます。夏休みの最後にあわてる必要がなくなりますね。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年07月24日11時09分~抜粋

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