つボイノリオの聞けば聞くほど

あなたの地方はどんなの?「ジャンケン」の掛け声

何かを決める時、日本人にとって最もポピュラーなのがジャンケン。
ところが、ジャンケンでの掛け声は地方によって異なります。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、以前この掛け声が話題となったのを機に、パーソナリティのつボイノリオがこの件の投稿をストックしていました。

7月4日の放送では、あらためて小高直子アナウンサーとジャンケンにまつわる話を紹介しました。

[この番組の画像一覧を見る]

関西では「インジャン」

ジャンケンの掛け声と言えば、東京で制作されている国民的アニメの次回予告でもおなじみのように、一般的には「ジャンケンポン!」が使われています。

「大阪府の摂津市出身ですが、私もジャンケンではなく『インジャンでホイ』でした」(Bさん)

一方、特に関西ではよく「インジャンホイ!」が使われます。
この「インジャンホイ!」、愛知県東海市の方からも使っていたとの報告がありました。

「僕もこどもの頃は『インジャンでホイ”』でした。志村けんの『最初はグー』が流行るまでは『インジャンでホイ!』と言ってました。
年少の頃の友だちの顔が浮かんできました。ありがとう」(Aさん)

さらにこんな報告もありました。

「ジャンケンでインジャンは徳島でも使っていました。おそらく、関西文化圏ではそういう言い方なのでしょう」(Cさん)

こどもはアレンジしすぎ

それでは、関東でも関西でもない東海地方独自の呼び名はあるのでしょうか?

「私は一宮(愛知県)の隣の北名古屋市の育ちですが、『インジャン、ケツの穴ほじくって食べようか』と言ってました」(Dさん)

小高「長いし、だいぶアレンジしましたね」

これは大人になるとなかなか言いにくいフレーズですね。
ちなみに、一宮出身のつボイは「インチャン、チ」だったそうです。

「ジャンケンはお国柄が出ますよね。私は知立(愛知県)ですが、『ジャンケン、シ、あいこでしょ』でした。
時には節をつけて、『ジャンケンじゃがいもむいて、さつまいもうろく、じいさんハゲ頭』と言ってました」(Eさん)

「ジャンケン、シ」と「インチャン、チ」は、少し似ていますね。
やはり、徐々に変化していったことがわかります。

チョキを何と呼ぶ?

さらにこんなバリエーションもありました。

「豊橋では(ジャンケンのことを)『しんけんまんけん』と言い、チョキのことは『ピー』と言ってました」(Fさん)

つボイもチョキのことを「ピー」と呼んでいて、グー・チョキ・パーのことを「グ、ピ、パ」と呼んでいたそうです。

今回は全国、関西、愛知と紹介しましたが、他の地域ではさらにいろいろな言い方がありそうです。

そう考えると、全国でいろいろな言い方があるにも関わらず、「最初はグー」というシステムが完全に定着しているという点で、ザ・ドリフターズの影響力はすごいですね。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2023年07月04日10時10分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報