つボイノリオの聞けば聞くほど

映画、テーマパークなどエンタメ界で値上げ!本場アメリカではいくらなの?

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』「誰かとどこまで」は、かつて同番組でも放送されたミニ番組『永六輔の誰かとどこかで』(TBSラジオ)をオマージュしたコーナー。

6月27日の放送ではなんと放送2,300回を迎え、長寿コーナーとなっています。
今回の放送ではお金にまつわる投稿を、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。

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7月も新たな値上げが

値上げと言えばだいたい4月か10月と相場は決まっていますが、さまざまな映画館ではこの6月から7月にかけて鑑賞料金が1,900円から2,000円に値上げされます。

さらに同じエンタメ業界では、10月から値上げするテーマパークがあります。

「東京ディズニーランドが10月1日から変動価格制の最高が10,900円になるという発表がありました。1983年(昭和58年)開園時のチケット代が3,900円。

以降何度も値上げして40周年のお祝いの中、1万円超えを発表するというのはなかなかミッキーも強気ですね」(Aさん)

小高「繁忙期の値段を高くして、逆に人が比較的少ない時期はちょっと控えめにするというところで、(入場者数の)分散を図る目的もあるみたいですね」

次のような意見もあります。

「年間パスポートが大人27,000円ぐらいだったと思いますが、もう値上がりが止まりませんね」(Bさん)

「ワシントンD.Cに赴任中の元ボランティアの同期によると、アメリカのユニバーサルスタジオ(の入場料)は2万円らしいです」(Cさん)

大阪にあるUSJの入場料金は日によって変動があるものの、大人1枚で8,600円。

施設やサービス内容などが異なることや、円安傾向にあることなどもあって一概には言えませんが、日本の方がかなり安く感じられます。

介護現場は疲弊…

続いてのお金の話は、賃金に関するもの。
まずニュースで職員による虐待が話題となる介護施設についてです。

「職員さんの労働環境や給料の安さに原因があると思います。給料の安さから、本当に頑張っている人が辞めていくんです。

身体を壊して辞めていくのでどの施設も人手不足で、新しい人が入っても過酷な労働環境で辞めていきます。
施設は人が欲しいので来る人拒まずという採用になり、介護の適性は後回し。

しばらく働いてもらって続けばラッキー、『新人さん、また辞めちゃったね』という感覚で、私の母がお世話になっているグループホームも人の入れ替わりが激しく、良い人が辞めていきます。
良い人材を確保するなら、良い労働環境と給料の底上げが必要だと思います」(Dさん)

もちろん虐待は良くないことが大前提ですが、根本的な問題の解決が望まれています。

相変わらず進めるODA

最後は日本の国に関する大きなお金の話です。

「23日のニュースでやってましたが、日本のODA拠出金額が175億円にも上り、世界第3位の規模だそうです。

今の日本の国力に見合っていないと思うんですよ。
『今の日本が先進国なのか』という議論はさておき、先進国としてお金を出さないといけないのはわかります。

しかし、国民が低賃金や物価高など、いろいろ苦しんでいるにもかかわらず、税金をたくさん取っていき、それを海外にバラまくというのはちょっと違うんじゃないかと思います」(Eさん)

小高「お金だけの話じゃなくて、ODAを拠出した国が日本にとってすごく友好的な関係を結んでくれて、そこで経済が発展するということもあるので、一概に金額だけの話ではないと思うんですが、日本は昔の状況と違ってきてということもあるかもしれないですね」

ドル換算ではもうすぐGDPがドイツに抜かれるかもしれないと言われている日本ですが、将来も先進国としての国際的地位が維持できるのか、気になるところです。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年06月27日10時50分~抜粋

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