つボイノリオの聞けば聞くほど

心置きなく水泳を。「スクール水着」にも時代の変化が。

学校では水泳の授業が始まっています。授業で着用するいわゆる「スクール水着」も、時代の変化に応じて変化しているようです。

6月21日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、最近のスクール水着について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが取り上げます。

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水着の型にも時代の変化が

スクール水着は、限られた時期にしか使用しないものです。
しかも成長のため、1年ぶりに着てみるとサイズが小さくなっていることも珍しくありません。

つボイ「こどもの1年というのは、けっこう成長しますから」

小高「『あんた、水泳帽はどこやった?帽子!』って。帽子も小さくなることありますからね。無理やりかぶると、なんだかね」

かつてスクール水着は女子がワンピース型、男子は水泳パンツというのが一般的でした。
しかし、最近ではこの傾向が変わってきたようです。

セパレーツ水着の意外な効果

最近注目を集めているのが、男女の区別なく同じ型の「セパレーツ水着」。昨年東京都の水泳用品メーカーがテスト販売したそうです。
今年度は、既に全国で300校以上が導入を検討または、採用を決めているんだとか。

小高「長袖の上着と、ハーフパンツ型で身体のラインが出にくいデザインになっています。前開きで、着替えもしやすいそうですよ」

つボイ「性別に関係なく選べるっていうのは、今の時代には必要な配慮ですけども。長袖や長めのパンツというのは、日焼け防止にも効果がありそうですね」

性差を感じさせないデザインや、多様化といった面以外にも、メリットがあるのではないかと話すつボイ。

多様化の流れは、すでに制服にも表れています。
このセパレーツ水着も、体型や体毛、肌が気になる思春期のこどもたちが安心して授業を受けられると好評だそうです。

心置きなく授業を受けてほしい

小高によると、水泳の授業の目的は「泳ぐという身体能力を身につける」「水中での安全に関する知的な発達を促すこと」「水の事故を未然に防ぐための論理的思考を育むこと」だとか。

小高「こどもたちにとっては、そんな目的より楽しいものってのはありますね。でも一方で水着を着るのは、ハードル高くて嫌いだって子もいましたので。こうした水着が出てくるのはいいことですね」

つボイ「セパレーツ水着見ましたけど、服みたいな型で身体のラインが本当に見えにくいです」

夏休みになれば、海や川・プールなどの水のレジャー機会も増えてきます。水泳の授業で楽しみながら、いざという時に役立つ動きや知識を身につけてほしいと小高。
教育現場にも確実にSDGsの影響が訪れています。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年06月21日11時35分~抜粋

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