つボイノリオの聞けば聞くほど

伝説のギタリスト・サンタナ、その極意は「顔で弾く」?

今年7月で76歳を迎えるロックギタリスト、カルロス・サンタナの音楽人生を描いたドキュメンタリー映画『カルロス』が、6月17日に初公開されました。

19日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、ラテン・ロック・バンド、サンタナの「哀愁のヨーロッパ」をBGMに、つボイノリオが小高直子アナウンサーとサンタナについて語ります。

[この番組の画像一覧を見る]

アメリカでサンタナの映画公開

サンタナのドキュメンタリー『カルロス』について番組に投稿がありました。

「彼がストリートミュージシャンであった10代の若かりし頃から、一気に世界的なミュージシャンに上り詰めるまで数々のアーカイブ音源や映像で描いたものらしく、彼のファンであれば生のライブでは得られない驚きや発見やら、それはもう感動ものの映画になっているのではないでしょうか。

僕は下手の横好きで“ぼっち・ザ・ギタリスト”で、サンタナの数ある曲の中でも『哀愁のヨーロッパ』しか弾けないファンですが、日本で上映されるのであれば、ぜひ観に行きたいと思います」(Aさん)

顔でギターを弾く

つボイの世代はサンタナに大きな影響を受けたようです。

つボイ「わたしらも若い頃これを聞いて、びっくりしました。ええ感じのため具合やらチョーキングをぎゅーんとやるやら。

サンタナ以降、日本のギタリストも弾く様子が変わりました。今まで淡々と弾いていたのが、サンタナが弾いているのを見ると、音の通りギュイーンという顔をしながら弾くようになりました」

日本のギタリストが真似て、顔で弾くようになったようです。

つボイ「ウッドストック(の映像)で観ましたが、それまでは『あのくらいの歳になるとああやって弾けるようになるんだな』と思っていましたが、私と2歳しか違わない。それでめちゃくちゃうまかったんや。その時点でもうあかんわ…驚きました」

映画を観る機会があれば「こういう顔をして弾くんだ」と確認してほしいとつボイ。

Charには敵わない

つボイとは同じエレックレコードに所属していた泉谷しげるさんのエピソードです。

「エレックレコードの頃、スタジオミュージシャン、坊やの頃のCharがほとんどギターをやって録音していました。Charはまだ15、6歳の頃です。
泉谷しげるはその姿を見て、『こいつは早くつぶさないかんな』と思ってたらしいです」(Bさん)

つボイ「私もCharに20くらいの時に会って、やっぱりすごいなぁと。
まず才能がすごいということもあるけど、うちと違って金持ちのお家です。どんなギターでもどんなアンプでも揃っている。話題の楽器は全部持ってる。僕らその頃、質屋さんのショーケースにある質流れ品などを買ってました。

僕の『オールナイトニッポン』にゲストで来た時でも、どんな質問にも答える。
『スモーク・オン・ザ・ウォーター』のギターはどうやって出した、ギターはこれで、アンプはこれで、エフェクターはこれと、なんでも経験している」

小高「お坊ちゃんなだけでなく、技術も知識もあって、完璧」

Charはおまけにルックスもよくて、つボイとは違って(?)、どこまでもロックの王道を歩いていきました。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2023年06月19日10時14分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報