つボイノリオの聞けば聞くほど

名古屋市民の憩いの場「鶴舞公園」大リニューアル

名古屋で初めて市が設置した都市公園で、開園から110年以上経つ歴史のある鶴舞(つるま)公園が5月27日にリニューアルオープンしました。

鶴舞公園は名古屋からJRで2駅、鶴舞駅を降りてすぐという便利の良い場所で、近くには名古屋市鶴舞中央図書館や名古屋大学医学部附属病院があります。

5月30日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』でも、パーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーがこの話題を大きく取り上げました。

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名古屋に新たな観光スポット

5月27日、鶴舞公園にオープンしたTSURUMA GARDEN。
名古屋市民にとって昔からなじみのある鶴舞公園だけに、このリニューアルへの反響が番組宛てに多数届きました。

「土日の人出はいつもの3倍以上あったそうです。また名古屋市内に観光スポットができてうれしいです。ぜひ行ってみたいです!」(Aさん)

TSURUMA GARDENの敷地内にはカフェやレストラン、テイクアウトショップなどがあり、これまでの鶴舞公園のイメージチェンジに一役買っています。

また、過去に実施された都市のイメージに関する調査では事あるごとに「名古屋は観光的な魅力がない」と言われてきました。
ここ数年で名古屋城周辺の金シャチ横丁や、久屋大通公園のリニューアルなど、観光スポットは確実に増えてきています。

オープンから人気

また、地元の方ならではという意見も届いています。

「昨日鶴舞の図書館へ本を返しに行ったら、いつもと違ってすっごい自転車の数。『どうした?どうした?』と思ったら、図書館の中はいつも通りの風情でした。

用を終えて公園を覗いてみたら、こどもを連れてよく行っていたベビーゴルフ場はなくなって、新しいお店がたくさんオープンしていて、開店花はすっからかんでした。

図書館の前にある愛知が誇る植物学者、伊藤圭介博士の像は健在でした」(Bさん)

ちなみに「開店花がすっからかん」というのは名古屋や関西で見られる光景。
新装開店などで店先に飾られるお祝いの花を、道行く人が自由に持って行く習慣で、花が早くなくなるほどそのお店はアピールできていると考えられています。

自転車で行きづらくなってきた?

鶴舞公園は戦前に博覧会が行われたり、動物園があった場所でもあります。
敷地内にはその当時のままの建造物も残されており、1927年(昭和2年)4月に建てられた名古屋市公会堂も改修を加えつつ現役です。

つボイ「確か武田五一(京都市役所などの作品を生んだ建築家)が絡んでる設計だと思いますよ。
そこに新たにお店を入れて、市民が集いやすくしたらどうかという試みらしいです。

ウチの親父に言わせると、あそこで昔、博覧会があったと言ってました。
『どういうことがあった?』って聞いたら、『ほとんど覚えとらんけど、四日市の大入道(かなり大きなからくり人形)が来た』と」

先程、鶴舞公園で自転車が多く止まっていたという話がありましたが、ここでつボイは自転車にまつわる話を思い出しました。

つボイ「愛知県美術館(鶴舞公園とは別の場所)に行ったんですけど、自転車が停められんようになったんです。

いわゆるシェア自転車置き場に変わりつつあるので、停めたい方は周りの有料自転車置き場に置いてください。
気楽に自転車に乗って行こうと思ってたのにというのがあって、余計に鶴舞公園に行きたいと思ったら、鶴舞図書館の自転車置き場が使えるんかと」

小高「できれば公共交通機関で来てほしいということなのかな。あんまり多いと周りの人たちの迷惑になったりという部分もあって」

鶴舞公園の話から、最後は自転車置き場が少ないという話になってしまいました。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年05月30日09時45分~抜粋

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