つボイノリオの聞けば聞くほど

詐欺メールに続き「代引き詐欺」。リスナーの体験談から身を守ろう

リスナーから寄せられた詐欺体験を紹介していく『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)の「オレオレ詐欺のコーナー」。

5月24日の放送でも、つボイノリオと小高直子アナウンサーが詐欺対策も含めて、リスナーの体験談を紹介していきました。

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実在の銀行から来たメール

「あの手この手で詐欺メールが来ますね。取引のないイオン銀行から取引制限のメールが来ました」(Aさん)

届いたメールの内容は、不正利用があったという名目で、本人確認のために偽ページに誘導して、個人情報を入力させようというもの。
取引がないので冷静に読めたのか、文章もおかしな箇所がいくつもあったようです。

つボイ「本当に文章下手なやつは、そこでわかるからまだいいんですよ。今はきっちりしてきましたよ。画面を見ても正式なサイトと変わらんような画面で来ます」

「文章はよく読んだらおかしいですが、これなら引っかかるだろうと思ったんでしょうね。『変なメールは来るもの拒む』に限りますね」(Aさん)

イオン銀行のトップページにはフィッシング詐欺の注意事項があります。
取引をしている銀行からのメールで不安を覚えたら、リンクをは絶対にクリックせず、その銀行のホームページで確認してみましょう。

ETC利用者を狙うメール

ETC利用者を狙った詐欺メール事例も複数のリスナーから寄せられました。
このような内容だそうです。

「このメールは、ETC利用明細照会サービスにご登録いただいたお客さんで長期間ログインいただいてない方に送信されております。
予定された取引日までに、ログインまたは個人情報の更新がない場合、ユーザーIDは自動的にキャンセルされます」

つボイにもこのようなメールが届いたそうです。

ETCカードは、他の何かのカードを作る時に、併せて無料で発行されることが多いそうです。
「無料だから」と断らずにいると、使わないETCカードが増えていきます。

つボイ「私もそれで3~4枚持ってるんですよ。そういう人がいるもんですから、お持ちのETCカードが…というメールが来ると、俺もそうやと該当者気分になるんです」

ETC利用照会サービスの公式サイトトップには、やはり「不審メールの注意喚起」が掲載されていました。

よくわからないメールが来た場合は、迷惑・詐欺メールを見分けるサイトがあるので、それを活用するのもひとつの方法です。

アマゾンを騙るメール

ネット販売大手のアマゾン。利用者が多いだけに詐欺メールにもその名が利用されています。

「アマゾンを騙る詐欺メールを見抜くのは簡単です。メール本文の最初には必ず何々様と記載されていますが、偽物の場合はこちらの氏名を知らないので、宛名が『会員様』とか『お客様』と書かれています」(Bさん)

自身が登録している本物のメールなら、宛名が登録名や自分のIDになっています。

「ひどいのは『こんにちは』から始まるのもあります。『こんにちは』って、なかなか軽いなと思います」(Bさん)

代引き詐欺に注意

アマゾンを騙るメール以外にも、実際に自宅にアマゾンから商品が届く詐欺もあります。

「最近、アマゾンでの代引き詐欺が増えております。身に覚えのない商品が届くのです」(Cさん)

「家族の誰かが注文したんだろう」と思って、配達業者に代引き料金を立て替えてしまい、後で誰も注文していないことがわかり、騙されたことに気づくというケース。

「代引きは、注文したかどうかわからなければ支払う必要はなく、受け取りは拒否できるので、それを覚えておいて欲しいと思います」(Cさん)

小高「代引きで注文した時は、家族に『注文したからね』って言っておくのが基本です」

つボイ「まだまだ、いろんな手口があります。それに対して、防ぐ方法はいろいろありますので、これからも伝えていきたいと思います」
(尾関)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年05月24日10時04分~抜粋

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