CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』のコーナー「セピアファイル」では、つボイノリオが保管している昔のおたよりを時を超えて復活させるコーナーです。
5月18日の放送では、ひとつのおたよりから反響の輪が広がり、リアクションが多数寄せられました。
つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。
車にコンちゃん
今から24年前、1999年5月にAさん(男性)から届いたおたよりです。
「先日ゴールデンウィークに母の実家に行った時のことです。
義弟の車を借りて食事に行こうと妻と義理の妹を車に乗せました。運転手は私だったので、乗り込もうとドアを開けたら、なんと運転席のすぐ後ろにコンちゃんがひとつ落ちているではありませんか」(Aさん)
つボイ「コンちゃんってなにやろ」
小高「お尻のポケットからするっと落ちたみたいな感じかしら」
Aさんのおたよりの続きです。
「それは間違いなく義弟のものでございました。義弟は25歳、別にそんなものを持っていてもおかしくない年齢です。
しかし、ひとつ問題が。いま付き合っている彼女と結婚を考えているようですが、少々その彼女に問題があり、両親姉妹から猛反対されている最中です。でも、義弟は複雑な心境の中で付き合い続けております。
そんな中で、こんなものがお父さんにでも見つかったらと考えただけでも、ぞっとします。私はそっとフロアマットの下にしのばせました。
私まで一瞬パニクってしまいました、というのも私も久しぶりにコンちゃんを見たからです。いただいて使おうかと思いました。
その夜妻に伝え、義弟にも伝えてもらいました。義弟からは大変感謝されました。めでたし、めでたし」(Aさん)
つボイ「24年経ちました。義弟さん、現在どうなっているのでしょうかね。いま49歳くらいです。この年月どのように過ごされたのでしょうか?」
貴重な人生訓
この投稿へのリアクションが多数寄せられました。
「コンなものが落ちていたという話。私もあります。
外でコンなものを装着し、作業を終え、疲れて寝てしまい、その処理をしなかったため、ベッドでお尻あたりにくっついてしまい、そのまま服を着て帰宅。
配偶者の前で着替えをした際、ぽろっと床にカピカピになったコンなものが落ちました。
その瞬間、頭が真っ白で『何これ?』という厳しい取り調べにも黙秘権を行使。結局疑わしきは被告人の有利にという精神を貫き、有罪にはなりませんでしたが、『コンちゃんはその場で捨てる』という人生訓をこの時に得たわけです」(Bさん)
つボイ「世の中でもっとも恐ろしい話のひとつですよね」
小高「そもそもこういう状況になるようないかんことをしなかったらいい」
つボイ「いかんことがいいことなんです」
小高「何を言っとる」
「その場で捨てる」、大事なことです。みんなで唱和しましょう。
肩こりほぐし?
車の中からはいろいろなものが発見されるようです。
「数年前、嫁さんが息子の車を借りようと乗ったところ、『ちょっと見て、助手席にこんなものがあったよ。どういうつもり?』とプンプンしながら私に見せてきました。
それは電動ウィンウィン。どういうつもりと言われても、『そういうことでしょう』と素直に返しておきました」(Cさん)
つボイ「たぶん肩こりほぐしに使ったんでしょう」
小高「渋滞の時に使う?」
そういう話に落ち着かせるのがお互いウィンウィンな関係です。
黒いパンティ
最後はちょっと懐かしい話です。
「『車の中にこんなものが』というのを聞いて、昔、車のダッシュボードから黒いパンティが出てきたというおたよりが頭をよぎりました」(Dさん)
つボイ「あの頃、そんな話が流行りだったのかな、こんなもん車から出てきたという話」
1999年、世紀末でみんながまだちょっと浮かれていた時代です。昔のおたよりからいろいろなことが出てきました。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年05月18日10時36分~抜粋