つボイノリオの聞けば聞くほど

新型コロナ感染症が5類移行で、生活様式は元に戻った?

5月8日から、日本では新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを2類から5類に移行しました。

5類になると季節性インフルエンザなどと同等の扱いになりますが、その移行を受けて国は行動制限を求めることはなくなったため、飲食店などさまざまな施設では対応を変えるようになりました。

5月9日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、みなさんが感じた世の中の様子について、番組に届いたおたよりをパーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しました。

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消毒液やアクリル板の撤去も

今までは人の多い場所でマスクは必須でしたが、5類に緩和されるのならマスクを取ってみようかなと思った方も多いのではないでしょうか。

「今日からマスク外そうかなと思ったら、今朝は顔に寝ぐせのシワがついていたので、マスクしていこうと思います」(Aさん)

小高「シーツの跡とか、昔に比べてなかなか直らないのね」

コロナ禍から3年以上、年月が経ってしまいました…。

「昨日付けでコロナが5類に移行し、規制が緩和されてアクリル板や消毒液が撤去となったところがありますが、これからの時期は食中毒が増えるので、消毒液は置いて欲しいなと思います。
街を歩いていて、マスクを付けている方も多かったですよ」(Bさん)

「5類になりましたが、私の見た範囲では街の様子はまったく変わっていませんでした。
街を歩く人もマスクを外した方はいません。
本当の日常は戻らないかもしれませんね」(Cさん)

5類に変わったといっても、別に5月8日で新型コロナウイルスが消滅したわけではないので、今までどおりにすべきか、そこまで厳重にする必要もないのか悩むところですが、新型コロナへの対応は自己判断ということになりました。

病院や薬局はまだまだ大変!

街中での様子はあまり変わっていないようですが、病院での状況はどうなのでしょうか。

「病院に3か月ごとの肝臓の検査に来ています。
コロナが5類になっていますが、マスク着用や手指消毒、体温検査は変更がありません。
ただ3人がけの座席の真ん中は、座れるようになっていました」(Dさん)

また、病院で受診した後に行く調剤薬局でも、対応が大変なようです。

「私がパートに行っている薬局では、ビニールカーテンもマスク着用も以前のままで、5類への移行とは関係なく、連休明けだからということもあったのかもしれませんが、発熱や咳などの症状がある患者さんの処方箋が多かったです。

2類の間は処方箋を見れば公費負担の番号が記入されていたので、感染患者さんだとわかって対処ができたのですが、(5類になって)自己負担になりますと、コロナの治療薬が出されていない場合は判別できません。

狭い店の中でどこで待っていただくか、店の外で車で来られていない場合は道端で渡すのか、お金のやり取りなど大変そうです」(Eさん)

3年以上も経ったので、生活様式をいきなり元に戻すのは難しく、徐々に元へ戻っていくのかもしれません。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年05月09日09時44分~抜粋

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