つボイノリオの聞けば聞くほど

日本にも導入なるか?フランスで「裸で作品を鑑賞する美術展」開催!

身近なことから宇宙まで、幅広くいろいろなテーマを扱うCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』。

4月27日の放送では、現代美術を取り上げました。
こんな高尚なものを語れるのでしょうか…と思えば、つボイお得意の分野でした。

つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーの投稿を紹介します。

[この番組の画像一覧を見る]

裸で作品鑑賞

リスナーからこんな催しについて投稿がありました。


4月24日にイギリスの『The Times』が伝えたところによると、フランスのリヨン現代美術館では、27日午後に観客を招いて、裸体状態で作品を鑑賞した後、飲み物を飲みながらお互いに感想を語り合う時間を90分間持つとのこと。

服をすべて脱がないと入場できないのだそうです。

美術館の広報担当者は『特定空間での身体に対する疑問を呈することで、身体同士がどのように相互作用するか見てみようというのが狙いだ』と明らかにしました。

つボイ「身体を見るとどういう風に変化があるかということじゃないですか」

小高「ヌードでやってくる人は美術館に展示している作品を見ながら、その作品の感想をコーヒー飲みながらしゃべるわけでしょう?」

つボイ「作品はどうしても見ないかんの?」

小高「作品はどんなものでしょうかね?やっぱり裸婦とか?」

つボイ「裸婦といっても本物にはかなわない」

小高「そういう話ではない!」

つボイが「こういうものなら入るの高いだろう」と調べたところ11ユーロ、日本円ではおよそ1,600円。
日本の美術館に入場するのと同じくらいの値段だそうです。

フランスの文化を日本に

つボイはその様子を想像してみますが、いまひとつピンとこないようです。

つボイ「私ら東北の混浴に行きましたね。男が入っても女が入ってもいいけど、やっぱり入る時、ちょっと眺めてみて『なんや女のひとばかり、おばちゃんばかりやからやめとこうか』となる。ここもそういう風かもわからんな」

小高「さすがフランスですね。初めてではなくて、過去、いろんなパターンでヌードで作品鑑賞をやったことがあるって。マイヨール美術館とかもやったことがあるようですよ」

つボイ「フランスであった芸術運動は全部日本に来ました。印象派、野獣派、キュビズム。フランスの文化は必ず来ましたが、こういう文化はもっと日本に来ないといけない」

小高の小さな疑問

小高はこの展示についていろいろな疑問が浮かびます。

小高「その場合、美術館の片隅にイスに座って『すみません、お静かに願います』と言う人いるじゃない。あの人は着てるの?」

つボイ「人による」

小高「脱いでというなら、ショールを膝にかけていい?」

つボイ「人による」

小高「あと、見る人は着替えるタイミングはどこ?家?」

つボイ「あの人、裸で家から出てきた、美術館行く人やって」

小高「『トイレ行ってきていいですか』、『いいですよ、半券持っていってください』、とかあるけど、そういうときはやっぱり裸のまま?」

つボイ「そういう時は服を着ていく。逆やろ」

小高は、もし日本でやるならと考えると、細かいことが気になるようです。

つボイは最後に「フランスで起こったことは必ず日本に来た。なぜここ真似せんのや。1,600円で入れるのに。旅費貸して」と悔しがります。

男女裸でサウナ

この美術展について、リアクションが届きました。

「私、ドイツ旅行した時にサウナに行きました。ドイツのサウナは混浴が当たり前でした。私もつボイさんのような気持ちで最初はいましたが、トップレスの若い女性がそこいらで普通にくつろいでいるのを見ていると、ハッキリ言って30分もすると、それが普通になってしまい、うれしいとか楽しいとかいう感じではなくなりました。

むしろ帰り道、道行く人が服を着ていることに違和感を感じるような、それほど裸が当然という場がありました」(Aさん)

つボイ「私も大学の時、畳屋のおばちゃんがずっとおっぱい出してひなたぼっこしていました。赤ちゃんにおっぱいあげる女性も普通にいました。この頃だんだんあかんようになりました」

小高「凝視するから隠したくなるのよ。ところで、つボイさんは30分で慣れる?」

つボイ「1時間あったら慣れます」

普通の人より少し粘ってみるつボイでした。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2023年04月27日09時45分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報