つボイノリオの聞けば聞くほど

発見!村上春樹とつボイノリオの意外な共通点

4月20日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、リスナーの投稿から村上春樹の新作と番組の意外な共通性が明らかになりました。

これに気をよくしたつボイノリオが自説を展開。それにすかさずリアクションするリスナーに小高直子アナウンサーが感心します。

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村上春樹との共通点

「ちびちび読み進めていまして、村上春樹さんの6年ぶりの新作『街とその不確かな壁』。読んでみてわかった。つボイさんと村上春樹の共通点を見つけました」(Aさん)

これに平然と答えるつボイ。

「小説の手法というのが同じです。この番組の中でニュースがあったり、トゥルーニーの話をしたり、UFOの話とか、大きな枠の中でいくつかの小さな物語が点在しているという。
放送界の村上春樹構成の番組ということです。村上春樹は、私の番組を模倣しているのでは、と思ったくらいです」。

小高「してないわ!」

Aさんが見つけた共通点は何だったのでしょうか?

「この118頁の4行目に『聞けば聞くほど』という言葉が出てきます」(Aさん)

小高は「そりゃ、1個くらいはあるだろうよ」と笑います。

つボイ「村上春樹は心にぐっときたものを散りばめたりタイトルにしたりします。『ノルウェイの森』はビートルズの曲に惹かれた。『海辺のカフカ』はカフカという文学。
だから、ビートルズ、カフカ、『聞けば聞くほど』という流れの中で、彼はいま執筆活動をしているんだなと思います」

まだあった、共通点

小高は「あとはもうちょっと読み進めていく中で69、クリ、を探しておいてください」

これにつボイは「これ出てきます」と断言。

つボイ「クリは置いておいても、村上春樹の新作、必ず68頁の次は69頁です」

小高「それはあるわ!それは村上春樹でなくても69頁以上の作品なら全部ある!」

つボイ「作者でも68頁くらいで終わりたいけど、69というものを印刷したいと無理やり書いているんですよ。いかに村上君にも影響を与えているか、ですよね」

臆面もなく村上春樹との共通性を説くつボイでした。

ゆるい番組だからいい

この話題に対する反論のリアクションが届きました。

「『聞けば聞くほど』が村上春樹みたいな内容の番組だったら、僕はついていけなくて、聞かなかったかもしれませんよ。
ゆるい番組だから、僕みたいな頭の弱いリスナーもついていけるんです。やはり、『聞けば聞くほど』は今みたいなほうが好きです」(Bさん)

小高「なにをおっしゃいますやら、この番組は聞いているリスナーさんのレベルの高さに裏打ちされていますから」

つボイ「村上春樹が何頁もかかってやることを僕はすっとした言葉でやっている。だから、この人は、村上春樹は聴かないけどつボイは聴けると言っています」

小高「ようわからん」

エロ本タイプ

「確かに昔からつボイさんの番組は、布団の中に潜って聴くエロ本タイプです」(Cさん)

つボイ「エロ本かい!」

小高「隠れてひとりで聴く。みんなで聴こうよ」

この番組を文学で分けるなら「エロ」のジャンルということでしょうか。確かに村上春樹の本も「エロ」の要素は多くある気がします。
『聞けば』は村上春樹に影響を与えていないでしょうが、リスナーにはエロとユーモアという影響を与えているようです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年04月20日10時00分~抜粋

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