つボイノリオの聞けば聞くほど

大阪にカジノ誘致…どうせ作るなら独自のものを!

大阪府と大阪市が誘致を進めているという、カジノを含んだ統合型リゾート施設(IR)の区域整備計画について、4月14日に政府が認定しました。

2025年には万博が開かれるなど、大きく変わろうとしている大阪ですが、そもそもカジノに対しては賛否両論の意見が割れています。

先頃行われた大阪府知事選挙と大阪市長選挙では、カジノの誘致に賛成か反対かというのも、争点のひとつとなりました。

4月14日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、パーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサーが、大阪が進めるカジノ誘致について、番組に届いた意見を紹介しました。

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経済効果が期待できる?

まずは賛成意見から。

「私はカジノに賛成です。ただし、モナコの国営カジノに倣って、日本人は立ち入り禁止にすべきだと思います。
外国人が来て外貨を落としてくれるので、モナコ公国は金銭的に潤っています。所得税や住民税などはありません。
日本もこれに倣うべきだと思います」(Aさん)

つボイ「韓国なんかもそうやったよね?僕らも旅行者でちょっとやってみましたけど」

ここ数年はコロナ禍でインバウンドによる収入は激減しましたが、今後は新たな収入として期待されているようです。

日本ならではのカジノ

一方でカジノの経済効果を疑問視する声も少なくありません。

「個人的には日本に今さらカジノなんかと思っていますが、以前番組リスナーさんの投書に『せっかく日本にカジノを作るなら、ポーカーやルーレットではなく、日本らしくおいちょかぶや丁半をやれば、外国の人たちに受けるのでは?』というのがありました。
私はそれなら良いと思いますよ」(Bさん)

つボイ「丁半なら着物姿で片膝をついて、肩を出した女性とその脇にさらしをまいた男性がいて。
そこに角刈りの着物姿の男性客が来て、その男性客が『ちょっと、そのサイコロ見せてもらえませんか?』と言ってカリッと割ると、『このサイコロは何だ!』。
『客人、何をおっしゃりたいんですか』、ワーッとなると、そこにいた外国人が『ええぞええぞ』って」

小高「それ、カジノじゃなくて、エンタメ劇場じゃないですか」

つボイ「(壺振りをする女性は)江波杏子さんが生きてればなあと思いますよ。
松坂桃李さんの映画『娼年』で色っぽい役だったのが、残念ながら最後の作品やったんですがね」

まるで太秦映画村のようですが、確かにポーカーやルーレットでは、マカオなどと差別化できず、わざわざ日本で遊ぶ必要性は感じられないかもしれません。

食事のメニューはもちろん

どうせ日本でカジノを作るなら、という話は続きます。
カジノで提供される食事もひと工夫あった方が良いでしょう。

つボイ「鉄火場(博打を行う場所)でパッと食べられるように(というところから生まれたのが)鉄火巻。

サンドウィッチ伯爵もカードゲームをやってて、食事の時間も惜しいということで、パッとはさんで食べたのがサンドイッチ、どこの考えも一緒や」

小高「それなら、大阪カジノみやげは賭場鉄火巻」

つボイ「外国人の方には、鉄火巻きとサンドイッチがセットで」

お寿司とサンドイッチが合うかどうかはわかりませんが、このまま日本でカジノが作られるとしたら、日本ならではの特色は必要かもしれません。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年04月14日09時43分~抜粋

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