つボイノリオの聞けば聞くほど

嫁と姑。ふたりの間にある「橋」とは?

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物「嫁姑のコーナー」には、リスナーから嫁姑問題についての投稿が寄せられています。

番組も30年が経過し、かつては嫁だったリスナーも姑の立場になっているというケースもあります。
嫁の気持ちもわかる姑となりたいのに、その気持ちがコロッと変わる瞬間が訪れるという方もいます。

4月6日の放送も、つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。

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嫁が来ない

まずは、姑であるAさんから「上の息子一家は千鳥橋を渡ってすぐのところに住んでいました」のコメントから始まるおたよりです。

つボイ「千鳥橋と言われても、この人の家も知らんし、千鳥橋も知らん」

小高「近いということかしら?」

Aさんのおたよりはこれからです。

「その嫁のことです。この5年ほど顔を出しに来ません。それまでは仕事の関係で月に2、3度来ていましたが。どちらも割と言いたいことが言えて、嫁姑の関係はいいと思っていたのになぁ。私が嫁の気に障るようなことを言ったのかなぁ。

まぁ、来なきゃ来ないで楽ちんでいいわ。でも、孫も来ないしな。…ということは誕生日もクリスマスもプレゼントなしで、出費はないけどなぁ」(Aさん)

小高「お互い気を遣わなくてもいいくらい気心が知れてきた。お義母さんも私が行くと気を遣って大変でしょう、私も気を遣ったりするんで、よほど何かない限りいいかというくらいかも」

千鳥橋が渡れない

しかし、つボイは「前は来てたんやで?」と疑います。

小高「それは嫁姑として気を遣わないかんと思ってる時代だったから」

つボイ「千鳥橋渡ったらすぐのところやで」

小高「千鳥橋がわからんな。千鳥橋を渡るのがどうしてもできなくなったのじゃ」

つボイ「巨大な橋が私と嫁の間には架かっている、それが千鳥橋だよ」

小高「そんなことはない」

嫁姑には関係ないけど、千鳥橋が気になります。

大家族で嫁は大変

大家族の嫁というのは大変そうです。

「嫁姑問題ですが、うちは8人家族です。3年前までは主人の祖母もいて9人家族でした。義理の妹がおり、なかなか大変です」(Bさん)

つボイ「いいことも大変なこともあるけど、お子さんにとってはいいという説もありますね。
また、おばあちゃんが亡くなって、人の死、病気みたいなのも認識できる。それは核家族とはちょっと違うところです」

小高はつボイとは違う意見のようです。

小高「それはわかる。そやけど、自分の世話は自分でしようや。それが嫁の立場や。なんで私だけがみんなの世話をせなあかんのですか!という話やん」

立場が違えば見方も感情も変わります。

やめて!突然の訪問

嫁が大変なのは大家族だけではありません。本家に嫁ぐのも大変そうです。

「昨日は突然の叔父叔母の訪問に、娘は激怒」(Cさん)

Cさんはお母さんの立場です。

「娘は嫁いでいる。嫁ぎ先に叔父叔母が訪ねてきた。娘は激怒。『それが本家だよ』と、なだめる私。
義理の両親には連絡してあったようだが、嫁にはなかった。来るならいろいろ用意せなあかん。娘の旦那は他人事のような感じでイラっとしたそう」(Cさん)

解決方法を伝授する小高。

小高「きちっとした娘さんやからですわ。いろいろおもてなしせないかんと思っているからイライラする。もう勝手に来たんなら、もてなさないから、勝手にしゃべって、勝手に帰ってくらいにしておいたら」

つボイ「さばさばしているな」

嫁姑の関係、「姑はこうあらねばならない」、「嫁はこうしないといけない」はやめて、「いろんな関係があっていい!」と多様化を認めてみると楽かもしれません。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年04月06日10時03分~抜粋

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