つボイノリオの聞けば聞くほど

新生活シーズン、認証マーク付きの製品でSDGsを身近に

年度末や年度初めで進級・進学・就職・異動など人が動くシーズンです。
引っ越しや部屋の模様替えなどで、買い物の機会が増えますが、ちょっとした意識で環境に配慮した買い物ができるかもしれません。

3月29日に放送された『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーでは、「家具や家電の買い替えでできるSDGs」に関する話題です。

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木製家具の買い替えで環境に配慮

今の時期、家族や身近な人が進学・就職・異動など転機を迎えることも多く、引っ越しをする人が増える季節です。既に引っ越しを済ませた人も多いのではないかと話す小高直子アナウンサー。

小高「新生活が始まる時は、ちょっとSDGsを意識してみるチャンスかもしれません」

例えば、木製の家具を買うのならFSC認証(森林認証制度)の製品を選ぶのはどうでしょうか?
林業者、木材引取業者、先住民団体、自然保護団体などが集まり設立された国際NGO森林管理協議会(FSC)が適正に管理された森林から産出した木材などに認証マークを付けることによって、持続可能な森林の利用と保護を図ろうとする制度です。

また、プラスチック製の家具や雑貨なら、海洋から回収されたプラスチックを使った製品を選ぶといった、新しい目線を取り入れることによって楽しくSDGsを実践・意識することができます。

プラスチックや布・家電製品でも

また、プラスチック製の家具や雑貨なら、海洋から回収されたプラスチックを使った製品を選ぶといった、新しい目線を取り入れることによって楽しくSDGsを実践・意識することができます。

他には、布製品もリサイクル・リユース・フェアトレードなどの持続可能な社会を意識した製品選びもできそうです。

ここで塩見啓一アナウンサーもSDGsについて一言。

塩見「他にもSDGsを意識した商品には、様々な部門の認証マークがついていることが増えていますから、買い物をする時に『このマークは何だ?』と調べ、意識していくのもいいかもしれませんね」

また、新居や引っ越しで買うことの多い家電についても、SDGsを意識することは可能。
代表的なものでは、省エネ商品を選ぶことで環境だけでなく、自分のお財布にもやさしくできます。
省エネ基準や達成率、年間消費電力が明記されていることも多いので、値段も気になりますが、省エネも一緒に比較したいところ。

たくさんの目標とリンク

自分が使う家電にこだわり、意識することはSDGsの目標「つくる責任 つかう責任」をはじめ、目標13「気候変動に具体的な対策を」にもつながってきます。

大切なことは、自分の家の中だけでなく外にも目を向けること。引っ越しで出たごみの捨て方のルールを確認すること、リサイクルできるものはする、近所の人への軽い挨拶など、地域とのコミュニケーションもできる範囲で意識できれば、目標3「すべての人に健康と福祉を」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」にも関わってきます。

塩見は「自分にできることを無理なく始めてみるのがいいんじゃないかと思います」と締めくくりました。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年03月29日11時31分~抜粋

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