つボイノリオの聞けば聞くほど

80万円が戻らない!「バカ息子」のせいで健康保険を二重払い

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物コーナー「バカ息子・バカ娘」には、リスナーからの自身の息子や娘のおバカエピソードを紹介します。

3月30日放送では、ヒヤリとする現実的なお金の話題が登場。
塩見啓一アナウンサーと小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。

[この番組の画像一覧を見る]

まだ小さい

Aさんからは今の季節らしい微笑ましいおたよりですが…。

「今日は幼稚園の卒園式です。年中さんの次男は2時間だけ幼稚園に行きます。昨日、服のサイズを調整しましたが、入園式と1年前の進級式のときは120cmの服がぶかぶかでした。
今ではぴったりサイズ。次男に『大きくなったね』というと、次男は『チンチンは小さいままだけどね。さわると大きくなるよ』」(Aさん)

小高「素直ないい子ですね。大人になっていく体験を天真爛漫に述べるわけですよ」

塩見「こどもはここにしか興味がないわけです」

『ウラジオストックのようなもの』

春と言えば各家庭の庭にきれいな花が咲き始めます。

「同僚のお母さんがガーデニングを始めて球根を買ってくるように頼まれたそうです。ある日、『ウラジオストックのようなもの』というご注文。
いろいろ聞いた結果、グラジオラスと判明しました」(Bさん)

小高「似てる度17%くらい?」

塩見「でも大橋麻美子アナは『わー、なんてきれいなサウジアラビア』とサルビアの花のことを言いました。
元『サンデードラゴンズ』の鷲塚美知代さんは、『わー、なんてかわいいチンパンジー』とパンジーのことを言ってましたよ」

それに比べれば、ウラジオストックとグラジオラス、似てなくはないです。

「アワビ」かと思えば

間違いといえば、小さい頃、大人に冗談半分でウソを教えられて大人になっても信じていることがあります。

「私が小学生のころ、父がビールのつまみにおいしそうなものを食べてました。『何それ?』と聞くと、『アワビ』との答え。
以降、私はアワビとはこのようなものだと思い込み続けていました。

大人になってスーパーのおつまみ売り場でそれを見た時、父が嘘をついていたことが判明。それはソフトイカでした」(Cさん)

きっとお父さんはそのウソを覚えていないでしょうね。他人に言わなくてよかったです。

悔恨の二重払い

最後は泣くに泣けない話です。学生から社会人になる頃はまだ社会保険のことがよくわかってないかもしれません。

「うちの長男の話です。現在23歳で働いています。ある日健康保険の話になりました。『長男がオレは保険証2枚持ってるよ』。国民健康保険と健康保険と両方持ってました。

私はそんなこと知らずに長男の健康保険を毎月3万くらい払っていました。長男は派遣社員なので社会保険がないものだと思い込んでいました。

びっくりして役所に行って話をしたら、6年前に社会保険加入。重複して国民健康保険を約100万以上支払っていました。返金してくれるのかとお聞きしましたが、過去2年前までしか返金できないとか。80万以上、パーになりました。

バカ息子に聞いたら、『そういえば社会保険入る時に会社から役所に行って国保は脱退してくださいと言われたかも…』なんてぬかします」(Dさん)

時効で消えた80万円、親としては泣くに泣けません。

社会人は保険の勉強を

小高「そういう年頃の息子さん、娘さんがいる人は、あんた2枚持ってない?と聞いた方がいいかもしれませんね」

塩見「昔から、学校の宿題を言われてもやってこないとか、言われたものを提出しないとか、そういう子は気をつけた方がいいですよ。大変な損をすることがあるんです」

実は、ファイナンシャルプランナー2級の資格を持っている塩見、続けてこうアドバイスします。

「成人したからといって社会保険のことがわかっているとは限りません。こういうことがないように、自分で払わせればよかったですね」

自分で払えばさすがに二重に払っていることに気が付きます。社会に出ると保険や税金、年金など、自分で勉強していかなくては自分が損をすることになりかねません。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2023年03月30日10時02分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報