国民食のカレーライスですが、多くの人に愛されている分、様々なドラマがあります。
CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、最近「カレーのコーナー」が立ち上がりました。
3月27日の放送では「カレーにちくわを入れるとおいしい」という話題から、いつの間にか「ちくわのコーナー」のようになってしまいました。
つボイノリオの代役・塩見啓一アナウンサーと小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。
シーフードカレーの定義
このコーナーが始まった当初は、カレーの食べ方についての投稿が多かったのですが、最近のテーマは「カレーに入れる具材」になっています。
「今日の夕食はカレー。夫はこどもの頃お肉が嫌いで、代わりに魚肉ソーセージを入れていたそうです。
魚肉ソーセージも立派なシーフードカレーの仲間に入りませんか?ちなみに私は"なし"ですが」(Aさん)
小高「もちろん立派なシーフードです」
塩見「カニカマでもいいですか?」
小高「もちろん、カニではありませんが、最終的に魚のすり身ということでシーフードカレーです」
魚のすり身からできたものを入れたものはすべてシーフードカレーで、たいがい失敗はなさそうです。
カレーチャレンジ
カレーはいろいろ具材をチャレンジしやすい料理です。
最近コーナーで話題なのは「ちくわカレー」です。
「話題のちくわカレー作ってみました。結論は、全然ありです。これからはカレーの具代表入り確定です」(Bさん)
「ジャガイモがなかったので、サトイモをやや小さく切って入れてみました。食べた感想はまずくない。
それよりサトイモのあたりがトロッとした感じでカレールーとなじみ、私は気に入りました」(Cさん)
小高「どっちもトロッと系ですものね」
「塩見商店」の人気メニュー
だんだん話題がちくわの方に逸れていきます。
「『ちくわ in カレー』の話をちくわ大好きな主人に言いましたが、『それいいじゃないか、絶対うまいぞと言いました』が、我が家では実現することはないでしょう。こんなにちくわで盛り上がれるなら、ちくわ特集やってください」(Dさん)
塩見は「塩見商店」で人気だったメニューを紹介してくれました。
「ちくわとピーマンと赤いウインナーを串に刺して揚げる、というのを名物にして売ってました。
竹串にちくわを縦に切って横に切り精一杯伸ばす。ピーマンも切って伸ばす。その向きとは逆に斜め切りにしたウインナーを刺し、またピーマン、ちくわを刺して揚げる。飛ぶように売れました」
「手間暇かかってますよね」と言う小高に、「材料費安い割に高く売ってました。銭になる」と、抜け目のない塩見でした。
入れてはいけない具は?
カレーには何を入れても合うようですが、入れると失敗する具もあるのでしょうか?
「私の母親はある野菜を全部カレーに入れます。だいたいの野菜は食べれますが、唯一とても食べられなかったのはふきのとうです。
カレー全体が苦くなり食べられたものではないです。これ以来、45年、カレーは私が作っています」(Eさん)
小高「ふきのとうは想像できませんね」
ちくわも切り方次第
話はまたちくわに戻ります。
「ちくわの話題で盛り上がっていましたね。ちくわの口になって、ちょっといいちくわをたくさん買って、ちくわたっぷり焼きそばを作りました。
形を変えたら食感が変わるかなと思い、輪切り、斜めの輪切り、縦に細長くしたものと3種類のちくわにしました。
すると、細長ちくわがまるでやわらかいイカのような食感で、自分的には大当たりでした。海鮮焼きそばになったようで得した"紀文"(きぶん)でした」(Fさん)
ちくわの切り方を変えることによって、イカのように感じるのは新発見ですね。
小高「お好み焼きやたこ焼きの中にちくわが入っているのは関西人には割とスタンダード。おいしい。だから絶対合う」
カレーからちくわの奥深さ、応用力の高さに到達しました。食べ物のネタは尽きそうにありません。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年03月27日10時02分~抜粋