つボイノリオの聞けば聞くほど

観光×お手伝い×報酬で一石三鳥!新しい旅行スタイル「おてつたび」

各地で開花宣言が出て、行楽シーズンへ突入しました。
コロナ禍でなかなか行けなかった旅行へ今年こそ行きたいと思っているなら、旅行+SDGs+報酬の新しいスタイルはいかがでしょうか?

3月15日に放送されたCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』「SDGsのつボ」コーナーでは、「おてつたび」に関する話題です。

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旅行しながら困っている人のお手伝い

旅行を楽しむ人も、春の訪れとともに徐々に増えてきています。

小高直子アナウンサーが、「旅行を楽しみながらSDGsを実践できる新しいスタイルが注目を集めている」と話し始めます。

観光業や農業をしているけれど、人手が足りない…という現場と、旅人を結びつけるマッチングサイト「おてつたび」というサービスがあります。

小高「この『おてつたび』というのはお手伝い+旅をくっつけている、いわゆる造語」

旅先で旅館や農家など、ある時期に短期的な人手不足に陥って困っている方のお手伝いをすることで、後日報酬が振り込まれるというもの。

「おてつたび」のサイトには、日程や仕事内容・条件・金額などの詳細が掲載されており、興味のある人が応募するという仕組みになっています。

自分にとっての特別な地域に

応募した場合、現地までの交通費は自己負担です。
ただし、現地での宿泊先は提供してもらえるので宿代はかかりません。

例えば、観光シーズンのホテルに宿泊しながら数日間お手伝いをする「おてつたび」なら、休み時間に観光地を巡るなど、旅行者としても楽しむことができます。
また農業に興味のある人なら、忙しい時期の農家に泊まり込みでお手伝いに行き、農業を教わりながら体験。もちろん報酬も得ることができます。

小高「やりたいことと、実益を兼ねるみたいな感じですね」

つボイノリオ「長期の休みがある大学生なんか、これはぴったりですよね」

この「おてつたび」のサイトにはコンセプトとして、「何もなさそうに見える地域ほど面白い。知らない地域に行くから楽しい。おてつたびに行ってくれた方々が、お手伝いを通じて地域にぐっと入り込み、何か素敵な発見や経験をたくさんして、気づいたら自分にとっての特別な地域になって戻ってくる、そんな新しい旅の形を提案できれば本望です。」と掲載されています。

人手不足の地方と働き手を結ぶ

賃金や職業という要素も含まれるので、望む条件をしっかり吟味してマッチングできればという条件付きですが、新しい可能性を感じさせるサービスだと小高も興味津々です。

つボイ「募集する側は人手不足を解消できて、応募する側は気楽にホームページで探して新たな出会いと働く喜びを得られるということで。今どきで面白いですね、このマッチングサービス」

この取り組みは、目標8「働きがいも経済成長も」やSDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」をはじめ、お手伝いの内容によって様々なSDGsの目標にもつながる活動とも言えそうです。

春休みからGWにかけての募集も多く掲載されているので、興味のある方はぜひチェックしましょう。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年03月15日11時33分~抜粋

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