つボイノリオの聞けば聞くほど

おいしい水で生まれる山梨県の魅力

『つボイノリオの聞けば聞くほど』の金曜日に放送されているコーナー、「誰かとどこまで~およそ七円の旅」。

2013年までこの番組で放送されていた『永六輔の誰かとどこかで』(TBS系)の1コーナー、「七円の旅」をオマージュ。
毎週ひとつの都道府県を取り上げ、その場所を訪れた方からの投稿で旅行した気分に浸るコーナーです。

3月10日放送のテーマは山梨県です。つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。

[この番組の画像一覧を見る]

富士山といえば?

山梨を代表するものと言えば、やっぱりこれではないでしょうか。

「山梨と言えば、やっぱり富士山です!」(Aさん)

つボイ「これは言うまでもないですが、ただ『富士山といえば静岡です!』と、静岡の人は言いたいでしょうし」

小高「どっちも正解」

富士山はどちらにもまたがっているため、どちらのものとは言い難いですね。

新幹線によく乗る人からすると、静岡のイメージが強いかもしれませんが、将来リニア新幹線が開通するとこの認識が変わるのでしょうか?

何といってもブドウ!

そして、山梨で採れる物で思いつくものといえば、やっぱりブドウです。

「山梨県は毎年行っていますが、やはりブドウが1番ですね。
世代交代したところも多くて、おいしいぶどう園のお店の店主は、先代の祖父が廃業しようとした時に孫が名乗りをあげて継いだ方です。

右も左もわからず悪戦苦闘しながら、今では恐ろしいほどの糖度を出す、勝沼でも人気のぶどう屋さんになっています」(Bさん)

せっかくおいしいものがたくさん作られるのに、農業に携わっている方の高齢化が進んでいるという問題は全国共通です。

このおたよりには続きがあり、山梨では他にもおいしいものがあるようです。

「山梨はおいしい水が豊富で、どの地域で飲んでもおいしいです。おいしい水を使った日本酒の七賢さんがおすすめです。3月10日から蔵開きをしています」

ウイスキー好きにはたまらない

水がおいしい山梨県では、他にも良質のお酒が造られています。

「山梨は南アルプスをはさんで長野県の隣の県で、南アルプスの副流水が湧く名水の産地です。
その名水を原料にした素晴らしいウイスキーを育むサントリー白州蒸留所は、ウイスキーファンならぜひ訪れてほしいところです。

ただいま改修中で半年ほど閉鎖されていますが、完成後はさらに素晴らしくなるということです。
ブレンド用の希少な原酒の試飲や、天使の分け前(ウイスキーを樽で保管している間に、蒸発で少し中身が減る現象)が香るカスク貯蔵庫の見学など、興味津々です。

バーカウンターがあって、現在は幻になりつつある『白州25年』とか『響21年』が、ハーフショットの定価で試飲ができます。
私が行った時はあまりの天国具合に飲みすぎてしまい、チェイサーを倒してひんしゅくを買いました…」(Cさん)

試飲といっても1杯2,500円ほどするそうですが、市場ではかなりの高額で取引されています。
正式なお店では抽選販売などがされているようですが、ネットなどで購入しようとしたらかなりの高額で販売されていますので、注意が必要です。

水がおいしい地域は、お酒にしてもグルメにしても、あらゆるものがおいしくできるようですね。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2023年03月10日10時51分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報