つボイノリオの聞けば聞くほど

割引シールが赤じゃなかったら?色のイメージで食品ロス削減

スーパーで夕方以降などによく見かける値引き品(おつとめ品)は、物価が高騰する中で非常にありがたいもの。

反面、あの赤く目立つシールが貼られた商品を「恥ずかしい」と思って手に取ることができない人もいるそうです。
もし、これが緑色のシールだったらどうでしょうか?

3月8日に放送された『つボイノリオの聞けば聞くほど』「SDGsのつボ」コーナーでは、「おつとめ品シールの色」について取り上げます。

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割引シールの色が緑に?

「このコーナーに届いたお便りがある」と切り出した小高直子アナウンサー。
つボイノリオが紹介します。

「ニュースで見たんですけど、アピタは食品の割引シールを赤から緑にするそうです。緑シールはエコなイメージですし、緑シールは良い発想だと思いました」(Aさん)

小高「赤から緑色?」

つボイ「確かにね、赤の割引マークは目立つしね。ちょっと恥ずかしいっていうのがわかる気がするなと思いますよ」

しかし「賞味期限の近いものから買いましょう」というエコな精神と同じで、割引されている商品はそうした商品が多いのが一般的です。
そのため、割引品を買うのはフードロスの意味からも良いことです。

現行の赤シールは使い切る

この緑シールへの変更は「アピタ」「ピアゴ」などを関東・甲信越・中部・近畿で運営しているユニー株式会社の取り組み。

2月20日から順次、消費期限・賞味期限が近づいているなど様々な理由で売れ残っていた商品に値下げの意味で貼っている赤色の「おつとめ品シール」を廃止。
緑色の「売り尽くし価格シール」に変更しています。

小高「これ順次っていうのは、今ある赤色のシールがまだね、バックヤードにあるんでしょうかね。これを使い切ってから、次に作るシールは緑色…ってことで、少しタイムラグがある」

つボイ「これはエコ!環境問題の意識があるということですから」

心理ハードルを下げる効果

小高「私は(恥ずかしいと)思ったことはないですけど、赤いのは遠くから見ても目立つから『あそこにあるぞ!』ってわかっていいんですけどね」

ただ、今まで恥ずかしいと思っていた人が買うようになれば、売れ残りも少なくなり一石二鳥。
緑は落ち着く色でもあることから、心理ハードルも下がりそうです。

ちなみに小高は以前食品を買い物した時、カゴの中がおつとめ品シールばかりで真っ赤だったことに気づいたそう。
レジの係員が商品をスキャンするたび、大きな声で「2割引きでございます」「半額でございます」と言われ、さすがに恥ずかしい思いをしたとのこと。

緑シールになって「2割エコでございます」「半額エコでございます」と言い換えてくれるようになれば嬉しいと個人的な要望も話します。

色が持つイメージは思っている以上に大きいもの。緑色のシールでうまく食品ロスを減らせるならいいことだと締めくくりました。
(葉月智世)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年03月08日11時35分~抜粋

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