つボイノリオの聞けば聞くほど

七不思議なのに謎は8つ!?「日本三大松原」のひとつは佐賀!

『つボイノリオの聞けば聞くほど』の金曜日に放送されているのが、「誰かとどこまで~およそ七円の旅」コーナー。

毎週ある都道府県を特集し、ご当地ならではの良さについておたよりを紹介しています。

2月24日の放送では、佐賀県を取りあげました。

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有田焼以外にガラスも製造

佐賀といってまず思いつくのは、あの有名な焼き物ではないでしょうか。

「佐賀といえば有田焼。宮内庁御用達の香蘭社という会社が、ガラスの製造をしていることをご存知でしょうか。
ガラスを日本で最初に作ったのが香蘭社らしいです。

『ブラなんとか』(ものすごく有名な方が、日本全国を散策される番組ですね)でやっていまして、ネットで香蘭社のガラスを見ましたが、まあキレイなこと。

有田焼の柿右衛門の柿色を使った陶器もあって、つボイさん、家に余っているものがあったら、ひとつでいいからください」(Aさん)

つボイ「歴史の推測でいうならば、佐賀県というのは鍋島閑叟(かんそう)というお殿様が幕末におりまして。
『賢公』といわれて先進的な考えを持つ方で、軍艦を作ったり、いろんなことをマスターしないかんという中のひとつに、ガラスがあったんと違うかなというのが、私の推測です。

ですから薩長土肥の四藩の中に入っていて、そこで作ったものは天皇家に差し上げるという近い立場にいた県ですので、こういうことになるのかなと」

実際にそうだったかどうかは、歴史に興味のある方はまた調べていただければと思います。

秀吉の伝説

「佐賀には『虹の松原』というのがありますが、日本三大松原の1つです。
ここに七不思議というのがありますが、8つあるんです」(Bさん)

七不思議なのに8つあること自体が、9つ目の不思議のよう。

小高が「虹だけに(7つ)」と言いましたが、それで無理矢理七不思議としたのでしょうか?

すべての不思議を紹介すると、それだけで番組が終わってしまいますので、一部だけ紹介しました。

不思議の1つが「虹の松原では一年中蝉の声を聞かない」ということ。
伝説によると、豊臣秀吉が朝鮮出兵で名護屋(佐賀県唐津市)に向かう途中、この松原を通った際にあまりに蝉がうるさかったので、「やかましい!」と一喝。
それ以来、蝉の鳴き声が途絶えたそうです。

もう解禁しても良さそうですが、蝉の世界では代々引き継がれているのでしょうか。

伸びなくなった松

他にも虹の松原には、秀吉に関する七不思議があります。
「睨みの松」といわれる高くならない一群の松があるそうですが、これは秀吉が松原を通っている時に松が高くて邪魔だと思ったため、「低くなれ!」とひと睨みして以来、木が伸びなくなったのだとか。

また、虹の松原にはクロマツだけで赤い松が1本もないのは、唐津城初代城主で秀吉の家臣である寺沢広高が、潮風に強く水分の少ない所でも育つクロマツのみを植林したためだそうです。
これはきちんと根拠があるので、不思議ではないようですね。

すべての不思議を紹介すると、それだけで番組が終わってしまいますので、一部だけ紹介しました。
(岡本)
 
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2023年02月24日10時49分~抜粋

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