つボイノリオの聞けば聞くほど

『どうする家康』で地元民が知った!地名の勘違い

先日、徳川家康の子孫にあたる徳川宗家の当主が60年ぶりに交代することになり、記念式典が行われました。

徳川家康といえば、現在放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』の主人公でもあります。

2月3日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、パーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサーが、ドラマの感想をきっかけに徳川家など歴史にまつわる話へと展開しました。

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竜泉寺で思いつくのは

まずは、大河ドラマを観た方からのおたよりが紹介されます。

「先週の放送では刈谷城を襲撃した家康だったけど、結果は散々で戦死者の情報が続々入るシーンで、『竜泉寺』というのがありました。

竜泉寺は(名古屋市)守山(区)のあそこかなと思って観ていましたら、『日影村(現在の愛知県岡崎市)』などとあって、武田側に対峙している場所だそうで、そこが竜泉寺の場所らしいです。地名好きにはたまらないですね」(Aさん)

ドラマで馴染みのある地名が出る時は嬉しくなるものです。

小高「私、竜泉寺っていうたら守山の『竜泉寺の湯』かなって思いますけど」

名古屋市守山区にも「竜泉寺」という寺院があります。近くにスーパー銭湯もあり、名古屋市民にはこちらに馴染みがあります。
こちらの竜泉寺は、小牧・長久手の戦いで秀吉軍が陣を張ったお寺です。

竜泉寺あるいは龍泉寺という名前のお寺は他の地域にもいくつかあるようですので、もしかすると思いつくお寺の場所がまちまちかもしれませんね。

歴史にちなんだ場所と思ったら

また、つボイもかつて歴史上の場所や地名を聞いて、同じような勘違いをしたことがあったそうです。

「家康は正室・瀬名とラブラブで、今川義元が亡くなった後も本領の岡崎ではなく、今川のお膝元の駿河に帰りたがる家康というのも新鮮で面白くて観ています」(Bさん)

つボイ「瀬名というのは築山(つきやま)殿といわれますよね。私もちらっと調べた分においては、岡崎の築山というところに住んでいたので『築山殿』というんやと思って。

岡崎市の下三ツ木町に築山という地域があって、三ツ木児童遊園という小さい公園があるんです。

そこが築山やと思いましたら、築山って方々にあるみたいで、岡崎でも久右ヱ門町という所がもともと築山と呼ばれていたらしいんですよ。だから、今の築山ではなくてここかと。
これは地元の方に訂正していただいて、違いますよという方もいるかもしれませんけど」

家康=虎の生まれ変わり説

まだまだ家康に関するおたよりが届いています。

「生まれも育ちも三河の私は、言わずにはいられません。家康公は虎の生まれ変わりとおっしゃっていますが、あながち嘘ではないのです。

家康公の母君、於大の方が鳳来寺山に参詣した時に授かったのが竹千代君。
寅の年、寅の日、寅の刻に生まれると、鳳来寺の薬師如来を守る十二神将像のうち『寅童子』と呼ばれる神の像のみが忽然と消えて、また家康公が亡くなった年に元あった場所に像が戻った、という逸話があるそうです。

この寅童子は民芸品もあり、円錐の形をした起き上がりこぼしです。
私が持っているのは黄色の寅童子で他に赤や黒もあるようで、虎というには愛嬌がある表情をしていてかわいいです」(Cさん)

いくらピンチが訪れて倒れても倒れても起き上がる、我慢強い家康を表しているようです。

そして小高は大河ドラマについて、いくらピンチが来ても主人公が亡くなることはないので、安心して観られると語っていました。

歴史上のできごとですので、これはネタバレではありません。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年02月03日10時06分~抜粋

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