つボイノリオの聞けば聞くほど

環境を考えてLEDスタンドにしたら大失敗した理由

日々の買い物で「できるだけ環境に配慮したものを…」と思っていてもできている人は案外少ないもの。

現在、愛知県、岐阜県、三重県と名古屋市では、共同でエコな買い物を推進する「グリーン購入キャンペーン」を実施しています。

2月1日に放送された『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーでは、つボイノリオと小高直子アナウンサーがこのについて取り上げました。

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グリーン購入キャンペーン

つボイ「グリーン購入キャンペーン?これはどんなものでしょうか」

小高「グリーン購入とは、環境にやさしい買い物のこと」

わかりやすく言うと、買う前・買う時・使った後のことに気を配った買い物の仕方です。

もう少し具体的に説明すると、まず買う前は「本当に必要なものかどうかを考えること」が該当します。
「まだ使えるものは持っていないか?」「買うとしたら、どれくらいの量が必要か?」といったことを考えてみることです。

買う時は、「長く大切に使えるものか?」「環境に配慮して作られたものかを考えて選ぶようにする」などがあります。

他にも、修理できるシステムが整っているかどうか、原材料は環境に配慮したものを使っているのか、グリーンラベルなどの環境ラベルの表示があるか、様々な認証を受けた商品かどうかを買う前にちょっと意識して見てみるなど。

使った後については、ゴミが少なくなるものを選ぶなどが当てはまります。過剰包装がされていないか、中身の詰め替えができるかどうか、もし自分が使わなくなった後リサイクルができるものかどうか、などを考えることです。

環境負荷を軽減しよう

名前を聞くとすごいもののように思えますが、要は買い物をする時にできるだけ環境負荷を少なくするために考えて買う習慣を付けようというキャンペーンです。

もし、多くの人がグリーン購入をしたらどうなるかというと、資源を有効活用できて、CO2の排出量を削減できます。

また、わたしたち消費者がグリーン購入を意識した買い物をすると、販売する側の企業も環境に配慮した商品を作りやすくなります。結果として環境に配慮した製品が増えるという好循環を生み出すことにもつながります。

このグリーン購入キャンペーンは2002年度から実施されていて、今年で20年目になります。SDGsが注目されるようになって、よりこのキャンペーンの注目度も増してきているそうです。

LED電気スタンドで失敗

期間中に「環境配慮商品」のラベルが付いたものや、地元のもの・旬のものを買って、スーパーなどに備え付けられたハガキやインターネットページを通じてアンケートに答えると、抽選でエコな賞品が当たるチャンスもあります。

3764店舗が参加しているとのことなので、スーパーに行った時に参加はがきを探してみるといいかもしれません。キャンペーンは2月8日までです。

つボイ「私もずっとこのコーナーやってますからね、ちゃんと考えて買い物してるはずなんですけど…。こないだの私の買い物は失敗でした」

つボイが買ったのは、LEDの電気スタンド。
予備のLEDを買いに行ったところ取り替え不可で、使えなくなったらスタンドごと廃棄しなければならないことが判明したそう。

LEDという部分だけでなく、しっかり商品を見なかったことが失敗だったと悔やむつボイ。

こうした失敗を今後避けようとして買い物を意識する人が増えれば、メーカー側も買ってもらうために商品づくりに変化がでてきそうです。地球にも自分の財布にもやさしいグリーン購入、一度してみてはいかがでしょうか。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年02月01日11時32分~抜粋

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