つボイノリオの聞けば聞くほど

五能線から見る景色が美しい…秋田県の魅力

『つボイノリオの聞けば聞くほど』の金曜日に放送されているのが、「誰かとどこまで~およそ七円の旅」コーナー。

昔に放送されていた『永六輔の誰かとどこかで』(TBSラジオ)の1コーナー「七円の旅」をオマージュし、ある場所に訪れた方からのおたよりを紹介することで、旅行に行った気分になるコーナーです。

1月13日放送のテーマは秋田県。

お米やきりたんぽ、比内鶏やいぶりがっこなど名物料理のイメージが強い秋田県、みなさんはどのようなイメージを抱くでしょうか?

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この山はどっちの県?

秋田県にある最も大きい山といえば鳥海山で、標高2,236mもありますが、日本百名山の1つに数えられています。

「昨年いろんなところへ仕事に行っておりましたが、『えっ、富士山!?』と見間違えるほどとてもきれいで立派な鳥海山があります。

秋田県と山形県の県境にあるため、秋田では秋田富士、山形では出羽富士または庄内富士と同じ物を言い合っています。

山頂は山形県ですが、秋田県民の中では認めない人もいるぐらい、両方から大事にされている山です。

(秋田県出身の歌手で、つボイとユニットを組んでいる)伊藤秀志さんも『鳥海山は秋田県の山』と言うかもしれませんが、『つボいとうBAND』の時にいっぺん聞いてみてはいかがでしょうか」(Aさん)

1度は乗ってみたい五能線

次に紹介するおたよりでは、「五能線」というフレーズが出てきました。

五能線は青森と秋田を結ぶJR東日本の路線ですが、一度は乗ってみたい路線として知られています。

つボイ「鉄道ファンにとっては、この線はなかなか乗ってみたいところです。
というのは景色がいいのはわかりますが、何がすごいと言って、観光列車でもないんですが、途中、千畳敷など風光明媚な所は徐行運転してくれるんです。
写真も撮りやすいし、鉄道ファンにとってはありがたいというか」

高速利用でもわずか1000円の時代

美しい自然の風景が満喫できるという五能線ですが、実際に乗られた方からのおたよりは次のとおりです。

「鉄道好きのため、『いつか五能線に乗りたいなあ』と妻に話したら、妻も西村京太郎原作のドラマで五能線を観たらしく、行きたいという話になり、勢いで出かけました。

当時は麻生政権で、高速道路でどこまで行っても1,000円の頃でした。

おかげで岐南町(岐阜県)から新潟まで1,000円で行け、1日がかりで秋田に到着し、ホテルも見つかり宿泊しました。

翌朝、秋田駅でリゾートしらかみ(五能線を走る観光列車)の券を買おうとしましたが、当然満席で買えず、妻の機嫌が極悪になって『もう帰る!』と言い出す始末」

お店を見つける楽しみも

人気の列車だったため、空席がないピンチ!その後、どうなったのでしょうか?

「その時に冴えていた私はすぐに時刻表で調べて、東能代駅まで車で行けば、都合の良い普通列車に乗れると判明。
急いで車で東能代駅まで行き、なんとか間に合いました。

叙情たっぷりで景色も満喫でき、青森県の深浦駅まで行き、折り返しができるまでの1時間で散策と昼食に行きました。

何気なく入った古そうな回転寿司屋のネタがまたおいしくてビックリ!
都会ですと、汚そうな回転寿司は悪そうなネタかもしれませんが、こういったところはひなびた感じですが海が近くにありますので。

その後、東能代駅から海沿いをドライブし、日帰り温泉も大満足でした。
遠くて疲れましたが、今でも妻と思い出しても話をする、とても良い旅になりました」(Bさん)

風景や料理など、多くの魅力がある秋田県、行ってみたいですね。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年01月13日10時52分~抜粋

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