つボイノリオの聞けば聞くほど

ゴボウなどの野菜をお肉で巻いた料理…名前は知ってる?

今年もすでに1週間以上が経ち、お正月気分もずいぶんと抜けてきたところ。
1月6日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、お正月に起きたできごとなどが綴られた投稿が多数紹介されました。

ここでは今でもお正月には欠かせない「おせち料理」についてのおたよりを取り上げます。

[この番組の画像一覧を見る]

伊達巻とだし巻きの違い

おせち料理に出てくる卵料理といえば「伊達巻」ですが、意外と「だし巻き」との違いを知らなかったという方もいらっしゃるようです。

「この歳になって伊達巻卵とだし巻き卵の違いを初めて知りました。同じものだと思ってました、恥ずかしい限りです」(Aさん)

小高直子アナウンサー「伊達巻とだし巻きが両方入ってるところってあんまりないと思うんで、こっちが伊達巻、こっちがだし巻きってならないよね」

私は伊達巻の方がややお菓子っぽく甘いイメージがありますが、だし巻きの甘さも作り方によって異なります。

実際には、伊達巻には魚のすり身が使われている点に違いがあります。
ちなみに、おせちで卵料理が被ることはないという話がありましたが、おせち料理あるあるでこんなお話も。

「今年、煮卵が下のお重、うずらのゆで卵が上のお重に入っていました。
おせちも食べ始めていき、ひとつのお重になったら卵だらけになりました」(Bさん)

意外と卵は人気がなかったのでしょうか。
もしかすると、来年はどちらかはメニューから外れるかもしれません。

お肉屋さんで八幡巻が通じず

おせち料理の「〇〇巻」といえば、ゴボウなどの野菜をお肉で巻いた料理で八幡巻がありますが、見ると知っていても、名前は意外と知らなかったりします。

「肉屋さんで『八幡巻を作るんですが、この肉の長さはどれぐらいですか?』と聞くと、中年男性の店員さんは『八幡巻?』。

『ごぼうを巻くので10cm以上は欲しいんです』と言いましたが、その店員さんは八幡巻がわからずにスマホで検索し、話が通じました。

そのあと定規を出して測って、『20cmはあります』と言って、その中でも長いものを寄ってもらって500g入れてもらいました」(Cさん)

普段の食卓でも並びそうなメニューですが、いちいち「今日は八幡巻~」と言って出さないため、「なんかゴボウとかを肉で巻いたやつ」と思っている方も多いのではないでしょうか?

八幡巻の「八幡」って何?

この八幡巻という名前ですが、つボイは名前だけではなく、その由来も知っていました。

つボイ「八幡巻ってどこの八幡か知ってます?九州にも八幡がありますけど」

この八幡は京都府八幡市で、大阪府と隣接している場所にあります。

つボイ「本場で食べたことがある。というのは、あの辺で採れるゴボウとかそういう物を巻いて作っていくので。
例えば肉を巻くことをもあるでしょうけど、ウナギとかドジョウ。

あの辺は川があって川魚を巻いたり、八幡あたりで獲れる食材を使うのが八幡巻というものであると。
だから、あの辺ではパイナップルとか採れへんので、パイナップルは巻かへんのです」

すでにおせちの時期は終わってしまいましたが、もしおせちを買って食べる場合、よくメニューの一覧が書かれていますが、あらためて名前を確認してみるのも楽しそうですね。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2023年01月06日10時32分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報