つボイノリオの聞けば聞くほど

株価が跳ねる?景気が上向く?「卯年」ってどんな年なの?

2023年が明けましたが、今年の干支はウサギ、卯年です。

ぴょんぴょん跳ねることから運気を上げ、長い耳から福を集める動物といわれています。

今年は良いことがたくさんあることを期待したいですが、卯年はどのような年なのでしょうか。

1月4日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど~お正月スペシャル』(CBCラジオ)では、同じ卯年に流行ったことや、卯年に関する言い伝えなどについて、小高直子アナウンサーが紹介しました。

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相場は跳ねる年?

「卯」は十二支でいいますと4つ目の年、月でいいますと旧暦2月の春頃にあたります。

「卯」という文字は左右に開かれた門の形からできたといわれていて、飛び出るという意味が含まれているそうです。

そのため飛躍する年、景気の良い年ともいわれています。

相場でも跳ねるといわれていて、景気が上向いたり回復したりすることが多いという話もあり、これはうれしい話ですね。

ただ、ここ何か月かは円安でドルが跳ねていたり、金利が跳ねようとしていて、これは良いのかどうかわかりませんが…。

相場には干支と絡めた格言があり、「辰巳天井、午しり下がり、未辛抱、申酉騒ぐ。 戌笑い、亥固まる。子は繁栄、丑はつまづき、寅千里を走り、卯跳ねる」というもの。

果たして今年、株価は跳ねるのでしょうか?

今も売られているヒット商品が誕生

また、今年は六十干支でいいますと、「癸卯(みずのとう)」。

前回、癸卯だったのは60年前の1963年(昭和38年)ですが、この年はどのような年だったかといいますと、ヒット曲や今も続くロングセラー商品が数多く生まれた年となっています。

例えば、「サントリービール」や「日清焼そばU.F.O.」が挙げられます。

今やサントリーがビールを販売するのは当たり前のように思えますが、大手4社のビールメーカーの中で、最も後から販売を開始しています。

つボイ「(サントリービールが登場する前に)ウチの親父なんかも『ビールといったらキリンがおいしいわ』とか言ってて。

私もお酒に興味がなかった頃、このガチガチの(市場が他3社で決まっている)中で、サントリーがやれるかなと思ってたら、頑張ってビールの一角を保持してますやん」

そして、焼そばU.F.O.も今や完全に生活に根付いていますが、販売当初は画期的な商品でした。

つボイ「焼きそばいうのは焼いて食べるもんや。
『インスタントでできるの?』っていうのが、湯切りをして粉をかけるんやわと」

今も放送されているドラマが誕生

また、1963年にヒットした曲は、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」や、坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」、舟木一夫さんの「高校三年生」、梓みちよさんの「こんにちは赤ちゃん」など。

どれも今でもよく知られている曲です。

また、翌年に東京オリンピックが控えていたため、三波春夫さんの「東京五輪音頭」もこの年に発売されています。

テレビ番組ではこの年にNHK大河ドラマが開始され、第1作は「花の生涯」。
最新作「鎌倉殿の13人」がつい先日終了しましたが、61作目になります。

また国産の連続長編テレビアニメ第1号の『鉄腕アトム』の放送開始もこの年で、後に何度かリメイクされています。

今も根付いているものが多く作られている卯年ですが、未来へ長く親しまれる物が今年も新たに生まれるかどうか、期待したいところです。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2023年01月04日11時07分~抜粋

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