つボイノリオの聞けば聞くほど

『カムカムエヴリバディ』の子役が絵本を出版!次世代のこどもが考える環境とは

SDGsと聞くと難しいものに聞こえるかもしれませんが、世界を見渡すと小学生の年齢でもしっかりと環境について考えているこどももいます。

12月28日に放送された『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、小学生が出版したSDGsに関する絵本に関する話題を取り上げます。

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朝ドラ「カムカム」の子役が絵本を出版

今年10月、『地球をまもるってどんなこと?小学生のわたしたちにできること』(作:ジョージ Y ハリソン/絵:たかしま てつを/監修:日本科学未来館(遠藤幸子・池辺 靖)/刊行:角川)という書籍が発売されました。

作者のジョージさんは現在10歳。シンガポールで生まれ、イギリスと日本で育ちました。
少年環境活動家であり、役者としてもデビューしています。

小高「つボイさん、(経歴を聞いたら)『あぁ~!』って言うかもしれない。『カムカムエヴリバディ』の三代目ヒロイン・ひなたの初恋・ビリー役をやっていた子役さん」

つボイ「あぁ!よう知ってるわ。あの子か」

小高から役どころと演じたシーンの話を聞いて、思い当たったようです。
『カムカムエヴリバディ』は、2021年11月1日から2022年4月8日まで放送されたNHK連続テレビ小説です。

地球の未来を担うこどもたちの考え

ジョージさんは6歳の時、国際連合食糧農業機関(FAO)の活動を知ったことをきっかけに「自分にできることをしたい。力をあわせれば世界をより良くすることができる」と活動を始めました。

自宅前のゴミ拾いをしたり、自分の考えを発信するネット上のルームを設けたり、学校で友達と環境問題について話したりしてきたそうです。
その活動が注目され、昨年FAOが開催したフォーラムで「環境問題に取り組む次世代」として紹介されました。

絵本では、実際にジョージさんが活動する中で実践している12のこと伝えています。絵本を見たつボイも引き込まれた様子。

つボイ「自分ができることって結構ね、小さそうに見えても集まると大きな力になりますね」

小高「絵を見ているだけでも環境の変化とか動物が困っている様子などがよくわかります」
これから地球の未来を背負っていく世代の考えている言葉を知ることは大切なことです。

ちなみに絵を描いた、たかしまてつをさんは愛知県出身。ボローニャ国際絵本原画展で入選経験もあります。
絵本にはすべての漢字に振り仮名があるので小学1年生でも読めます。

「SDGs(エスディージーズ)」とは、「誰一人取り残さない」という考えに基づき、誰もが人間らしく生きる環境を作るため、国連で採択された17個の持続可能な開発目標のこと。
『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーは、小高直子アナウンサーが一見難しそうなSDGsについて、わかりやすく説明しています。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年12月28日11時31分~抜粋

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