テレビドラマから16年ぶりとなる続編として、12月16日から公開されている映画『Dr.コトー診療所』。
撮影の舞台となった与那国島では宿の予約が困難になるほどの大ヒットとなっています。
12月19日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、試写会で映画を観た小高直子アナウンサーが感想を語りました。
原作者・山田貴敏が語る!『Dr.コトー診療所』撮影の裏側
前作のファンが感動
『Dr.コトー診療所』は、沖縄県にあるとされる架空の志木那島に、都会から赴任してきた医師、五島先生(通称:コトー先生)が地元の人たちと次第に心を通わせていくという物語です。
前作のドラマから時も流れていて、コトー先生が島に来てから19年後という設定で、主役の吉岡秀隆さんと看護師・星野彩佳役の柴崎コウさんなど、同じキャストで演じられています。
今回、コトー先生と星野さんは結婚していて妊娠7か月。
小高「結婚式を挙げた写真が出てくるんですけど、この写真を見ただけでファンはボロ泣きというのがSNSにあがっていて。
とりあえず卑怯なのは、島の景色のきれいさよ。
特に16年経ってますから映画撮影の技術が向上していて、何といってもドローンの映像ですね。
今までになかった俯瞰からバーッと海、山、木が近づいてきてずっとアップになると、道のところでコトー先生が白衣をたなびかせながら、一所懸命自転車を漕いでる。
冒頭からそれだけで泣けちゃう」
前作のドラマから時も流れていて、コトー先生が島に来てから19年後という設定で、主役の吉岡秀隆さんと看護師・星野彩佳役の柴崎コウさんなど、同じキャストで演じられています。
今回、コトー先生と星野さんは結婚していて妊娠7か月。
小高「結婚式を挙げた写真が出てくるんですけど、この写真を見ただけでファンはボロ泣きというのがSNSにあがっていて。
とりあえず卑怯なのは、島の景色のきれいさよ。
特に16年経ってますから映画撮影の技術が向上していて、何といってもドローンの映像ですね。
今までになかった俯瞰からバーッと海、山、木が近づいてきてずっとアップになると、道のところでコトー先生が白衣をたなびかせながら、一所懸命自転車を漕いでる。
冒頭からそれだけで泣けちゃう」
原作者がいきなり登場
小高が映像のすばらしさを興奮気味に話していたところ、いきなり電話口から「ドローンは使いすぎ、あれ」と、冷や水を浴びせる声が。
小高が「誰、アンタ?」と聞いたところ「一般の人ですけど」。
『聞けば』は、おたよりによるリスナー参加型番組ですが、リスナーが電話で参加するコーナーはありません。
『聞けば』のリスナー、準レギュラーといってもいい、『Dr.コトー診療所』の原作者・山田貴敏先生です。
山田先生は番組に出演する際にはいつも小高から「アンタ誰?」と言われる扱いですが、さすがにこのタイミングで「誰?」というわけにはいきません。
映画が公開される前からすごい先生なのですが…。
小高が「誰、アンタ?」と聞いたところ「一般の人ですけど」。
『聞けば』は、おたよりによるリスナー参加型番組ですが、リスナーが電話で参加するコーナーはありません。
『聞けば』のリスナー、準レギュラーといってもいい、『Dr.コトー診療所』の原作者・山田貴敏先生です。
山田先生は番組に出演する際にはいつも小高から「アンタ誰?」と言われる扱いですが、さすがにこのタイミングで「誰?」というわけにはいきません。
映画が公開される前からすごい先生なのですが…。
フレッシュなキャストも
前作のドラマと同じキャストの方もいれば、今回新たに加わった方もいます。
その1人が人気グループKing & Princeの髙橋海人さん。
山田先生「台本ではずっと東京から来た冷たい医者で最後まで貫くみたいな、コトーと対比する感じだったんだけど、でも僕は成長ものとしてこの映画では演じてほしいと。
コトーの様子を見ながら、医者として人として成長していくっていうドラマにしたいんだということを海人くんに話して、『わかりました』と」
また、医療ドラマでもよくありますが、実際の医療現場との間でギャップが生じることもある中で、今回、小高も観ていて納得できない部分があったようです。
どの部分かはネタバレのようになってしまうので、ここでは言えませんが…。
ただ、山田先生によれば、ツッコミどころをあえていくつか入れているとのことです。
その1人が人気グループKing & Princeの髙橋海人さん。
山田先生「台本ではずっと東京から来た冷たい医者で最後まで貫くみたいな、コトーと対比する感じだったんだけど、でも僕は成長ものとしてこの映画では演じてほしいと。
コトーの様子を見ながら、医者として人として成長していくっていうドラマにしたいんだということを海人くんに話して、『わかりました』と」
また、医療ドラマでもよくありますが、実際の医療現場との間でギャップが生じることもある中で、今回、小高も観ていて納得できない部分があったようです。
どの部分かはネタバレのようになってしまうので、ここでは言えませんが…。
ただ、山田先生によれば、ツッコミどころをあえていくつか入れているとのことです。
脚本を直前で変更!
山田先生が髙橋さんに対して「役柄をこう変えたい」と伝えたという話がありましたが、今回の脚本に対してはどれぐらい関与されたのでしょうか?
山田先生「こういうことを言うとなんですけど、吉田(紀子)さんが書いたやつを中江(功)監督が勝手にいろいろ変えちゃって。決定稿っていうのが送られてきて『なんだこれは』と。
ロケは3日後に始まるっていう感じだったんだけど、プロデューサーを呼んで3日間徹夜で(変えた)」
つボイ「先生、結構力ありますね」
山田先生「基本、版権は今回全部僕にあるので。だから僕が『いい』って言わないと上映できないと」
ですから、本来はスタジオに来ても「アンタ、誰?」と言われるような扱いを受ける方ではありません。
また、映画版ならではという点では、山田先生はある問題提起を行っているものの、答えは出さず、観た方に考えてほしいという作りにされているそうです。
さらに山田先生はまだまだ言い足りないことがあったようですが、「今回、オーケストラも30人から60人に…」と言おうとしたところで、時間切れで強制終了となってしまいました。
(岡本)
山田先生「こういうことを言うとなんですけど、吉田(紀子)さんが書いたやつを中江(功)監督が勝手にいろいろ変えちゃって。決定稿っていうのが送られてきて『なんだこれは』と。
ロケは3日後に始まるっていう感じだったんだけど、プロデューサーを呼んで3日間徹夜で(変えた)」
つボイ「先生、結構力ありますね」
山田先生「基本、版権は今回全部僕にあるので。だから僕が『いい』って言わないと上映できないと」
ですから、本来はスタジオに来ても「アンタ、誰?」と言われるような扱いを受ける方ではありません。
また、映画版ならではという点では、山田先生はある問題提起を行っているものの、答えは出さず、観た方に考えてほしいという作りにされているそうです。
さらに山田先生はまだまだ言い足りないことがあったようですが、「今回、オーケストラも30人から60人に…」と言おうとしたところで、時間切れで強制終了となってしまいました。
(岡本)
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