つボイノリオの聞けば聞くほど

北陸新幹線延伸で注目!福井県の魅力

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「誰かとどこまで~およそ七円の旅」は、かつて放送されていた『永六輔の誰かとどこかで』(TBSラジオ)の1コーナー、「七円の旅」をオマージュしたコーナーです。

毎週日本や外国のとある場所を取りあげていますが、12月16日放送のテーマは「福井県」。
北陸新幹線が2024年に延伸予定で、いま注目を集めているスポットです。

リスナーの思い出などが綴られた投稿を、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しました。

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冬に食べる夏の定番スイーツ?

まずは地元の方からのおたよりです。

「福井県では水ようかんは冬に食べるんです。小さい頃から当たり前のように冬、コタツに入って切り分けた水ようかんを食べてました。

でもそれが、全国放送で取りあげられたところによれば、福井県独自の文化だと知り、井の中の蛙のような心境でした。

一番好きなのは『えがわの水羊かん』で、500gより少し大きい物から小さい1人前サイズの物も売っておりまして、ネット販売や地方配送もしているようなので、ぜひとも愛三岐(番組の放送エリアである愛知・三重・岐阜)の人にも食べていただきたいです」(Aさん)

水ようかんといえば夏のイメージが強いですが、冬の暖かい部屋であえてアイスを食べるのと同じようなものでしょうか。

では、福井の方にとって夏のスイーツは何かというと、水寒天だそうです。

福井の天候

日本海側の北陸地方にある福井県、天候はどのようなものでしょうか?

「愛知県春日井市出身ですが、20年前に福井県小浜市に引っ越してきました。小浜の冬は鉛色の空の日が多いです。

天気予報で明日からは雪だるまが並んでいるのに、(他の地域で)快晴と見ると、誰に向けて良いかわからない怒りが湧いてきます」(Bさん)

つボイ「この人は小浜に住んで20年ですから、『名古屋の納屋橋まんじゅうは(今年で製造終了となったため)食べられないんですね』というのも、ずっと離れていると(わからない)。
小浜はちょうど敦賀と舞鶴の中間あたりにあって、日本海側の町ですね」

そして福井といえば若狭湾で、つボイは絶景であることも付け加えました。

「数年前、福井県の敦賀から京都府の舞鶴まで何度か往復しました。車から見える若狭湾の景色がきれいでした。
本当は興味本位で原子力発電所にも行きたかったのですが、時間がなくて行けませんでした。ただ、行った人によると、かなり警戒が厳重らしいです」(Cさん)

福井のソウルフードといえば?

旅の楽しみの1つといえばご当地グルメですが、福井の場合は何でしょうか?

「福井県といえば越前ガニという人が多いと思いますが、冷たいそばに大根おろしと刻んだネギ、かつおぶしを乗せて、その上からだしつゆをかけた『越前おろしそば』がソウルフードです。

昨年はネットメディアが実施した、そばがおいしい都道府県調査でNo.1に選ばれました。
昔から各地でそばが栽培され、小さい県なのに22系統の在来品種が現存していて、挽きぐるみ、石臼引きで風味豊かなそば粉が作られています。

また、そば打ち道場が各地に広がっていて、そば打ち名人大会が継続して開催されています。

そこに育った人たちが県内各地で店を開いたりしているので、福井県に来たら食べ比べをするのも良いですよ」(Dさん)
 

福井といえばカニ以外にも

そば以外にも福井でおいしいものがあります。

「福井県には何度か行ったことがありますが、必ず寄っていたのが敦賀にあるヤマトタカハシ昆布館です。

北前船によって江戸時代から敦賀名産といえばとろろ昆布、おぼろ昆布ともいいますが、ヤマトタカハシはそれ以外にもだし昆布や昆布巻、シート昆布、ふりかけなどさまざまな製品を作っているメーカーです。

昆布館ではとろろ昆布の生産の様子が見学でき、おみやげコーナーでは前記の物以外にも昆布あめ、昆布しょうゆ、塩昆布、昆布あられ、昆布せんべい、昆布チョコ、昆布ゼリー、松前漬の素、海藻サラダの素などがあります」(Eさん)

つボイは他にも福井の歴史などを紹介したかったようですが、食べ物の紹介が続いたところで、時間切れとなってしまいました。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年12月16日10時50分~抜粋

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