つボイノリオの聞けば聞くほど

書き損じた年賀状をこどもたちの支援に!書き損じハガキ回収キャンペーン

12月15日から郵便局で年賀状の引受もスタートし、そろそろ準備に本腰を入れたい時期となりました。印刷が多くなったと言っても、相手の住所変更やちょっとしたミスで生じるのが書き損じです。

12月14日に放送されたCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーでは、「書き損じはがきでアジアのこどもたちの支援」に関する話題を小高直子アナウンサーが紹介しました。

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そろそろ年賀状の準備!書き損じはどうする?

年賀状の準備について話し始める小高直子アナウンサー。
今から準備しておくと年末が楽になると言ったところで、つボイノリオが「ドキッ!」と声を漏らしています。

どんなに気を付けていても、出てしまうのが書き損じ。郵便局の窓口へもっていき、所定の手数料を支払えば切手やハガキなどと交換することができますがちょっと面倒です。
今回は書き損じハガキがアジアのこどもたちの支援につながる活動をしている団体について。

特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパンはアジアの国々、フィリピン・ネパール・スリランカで貧困の中で暮らすこどもを支援し、その家族と地域の自立を目指す活動をしている団体です。

こどもの保護・学用品などの支援・先生の教育・また青少年への職業訓練や就業支援のほか、家庭菜園の指導をして自分たちで食べるものを作れるようにするといった支援も行っています。

また、日本と同様に地震が多いネパールでは避難訓練、台風被害が多いフィリピンでは防災教育も行われています。

書き損じはがきが支援につながる仕組み

既に挙げた通常の支援だけでなく、災害が起こったときは復興支援もおこなっているそう。

つボイ「日本も(ネパールやフィリピンと)同じように災害の多い国ですからね。こういうことは大事なことです」

小高「そうですよね」

しかし、こういった活動を行うには多くの資金が必要となってきます。
その資金を作る方法のひとつが、書き損じハガキや未使用の切手を集めて支援に充てる「書き損じハガキ回収キャンペーン」です。

書き損じハガキが支援につながる仕組みはどうなっているのでしょうか。
チャイルド・ファンド・ジャパンに集まった書き損じハガキをまず郵便局で切手に交換します。その後、活動の中で必要な郵送物に使用して費用を節約。
こうして捻出した費用を、こどもたちへの支援に充てているというわけです。

来年4月からは交換手数料が値上がり!早めに送ろう

書き損じハガキは、年賀状の季節だけでなく通年で受け付けているとのこと。
ただし、ハガキの交換手数料が2023年4月から値上げされるので、早めに送ってほしいとの話でした。
どれくらい値上がりするかというと、現状は1枚5円の交換手数料ですが、来年4月以降は1回あたり100枚以上交換する時にかかる費用が倍の1枚10円になります。
(1回あたり100枚以下の交換の場合は手数料に変更なし)

つボイ「年賀状を書く時に必ず出ますしね。書き損じハガキはどうしたらいいんでしょう?」

小高「直接チャイルド・ファンド・ジャパンに郵送してほしいそうですよ」

送り先は次の通り。

〒167-0041 東京都杉並区善福寺2-17-5 チャイルド・ファンド・ジャパン「書き損じハガキHP係」

ホームページには、書き損じハガキや未使用切手以外にも支援の方法が載っています。
もし、年賀状の書き損じハガキが出たらちょっと思い出してみてほしい、と呼びかけるつボイノリオでした。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年12月14日11時38分~抜粋

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