毎年恒例となった今年の漢字が12月12日、公益財団法人日本漢字能力検定協会から発表されました。
2022年の漢字は「戦」です。
「今年の漢字」発表直前となった12月12日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、この話題にちなみ、冒頭に関ジャニ∞の『ズッコケ男道』がかかりました。
なぜ関ジャニ∞の曲かといいますと、関ジャニ、カンジャニ、漢字ャニ…。話を進めてまいりましょう。
12月12日は漢字の日、なぜ?
今年「戦」が選ばれたのは、なんといってもロシアのウクライナ侵攻による戦いのインパクトが大きかった模様。
その他にも私たちの生活では毎日、新型コロナや物価高とも戦っていますし、良い話で言えばFIFAワールドカップでの日本の善戦もありました。
ちなみに「今年の漢字」は原則として毎年12月12日に発表されていますが、これは12月12日が「漢字の日」と制定されているためです。
ではなぜ、12月12日が漢字の日かというと、「いい字一字」で、毎年いい字を少なくとも一字は覚えてほしいという願いが込められているからだそうです。
ウクライナ侵攻が大きなニュース
その今年の漢字が発表される直前ということもあり、この日は番組宛てに予想のおたよりが届いていました。
「村神様に統一教会で、『神』だと思いますよ」(Aさん)
「今年一字選ぶのは難しいと思いますが、2月のウクライナ侵攻で世界中が目を覚まさせられ、ミサイル攻撃の映像が絶えることない。
じわじわと世界が品不足、物価高で爆撃を浴びているように感じていることで、『爆』や『侵』あたりでしょうか?」(Bさん)
「『乱』ではないでしょうか?これはウクライナの戦乱もありますし、ワールドカップも波乱続き」(Cさん)
そして、実際に予想を的中された方も。
「ウクライナから『戦』、ワールドカップの戦いもあって」(Dさん)
「『戦』以外にないと思うんですが、どうなりますかね」(Eさん)
「今年の漢字」ではだいたいが良いことと悪いこと、両方が含まれているケースが多いのですが、同じ戦いでも両面があるようです。
良い意味と悪い意味の両面
そのほかにも、今年のできごとを考えさせられるおたよりが続きました。
「『涙』だと思います。ロシアの一方的なウクライナ侵攻、知床観光船の沈没事故、旧統一教会被害者の実態、韓国梨泰院のハロウィンの事故。その時、みんな涙しました」(Fさん)
つボイ「これもまた良い涙と悪い涙。ここには書いてないですけど、ワールドカップも私、どんだけ泣いたか」
「やっぱり『命』ではないでしょうか」(Gさん)
つボイ「いろんな事故があったり、戦争であったりということでしょうか」
また、番外編のようなこんなおたよりも。
「(以前紹介されたおたよりで)娘婿がおバカで、のし袋に手書きで書こうとした『祝』という文字が、間違って『税』と書かれていたというのがありますが、『税』ですね」(Hさん)
最近、防衛費へ新たに充てるための増税が話題となっていますが、「税」は来年、さらに大きな話題となりそうです。
(岡本)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年12月12日10時12分~抜粋