つボイノリオの聞けば聞くほど

ゴミ拾いで見知らぬ誰かから「ありがとう」が届く!社会貢献型アプリ

普段ゴミを街中で拾っても、誰にも褒めてもらえません。
でも、もしゴミ拾いを報告して見知らぬ誰かからお礼を言われたらうれしくなり、もっと拾おうという気持ちになりませんか?

11月16日に放送されたCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』「SDGsのつボ」コーナーでは、「ゴミ拾いを共有する社会貢献アプリ」を取り上げます。

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ゴミ拾いを共有するアプリ

このコーナーへの投稿を紹介する小高直子アナウンサー。

「私はもともと街に落ちているゴミを拾うのが趣味だったのですが、ゴミを拾う時に『ピリカ』というアプリを使うようになり、とても楽しくなりました。

ゴミを拾って投稿すると『ありがとう』が返ってくるので、今まで以上にやる気が出ています。『SDGsのつボ』でもっと知ってくれる人が増えたらなぁ…と思って投稿しました」(Aさん)

この『ピリカ』は、自分が拾ったゴミを写真に撮って投稿・共有するSNS。
自分がゴミ拾いをしたことを投稿して『ありがとう』をもらう他にも、他の人が投稿した写真にも『ありがとう』を送り合えます。

みんなの投稿で見てやる気が出たり、街をきれいに保つ気持ちが刺激し合えたりする社会貢献型アプリです。

累計2億7千万個以上のゴミ

このアプリは全国の自治体が開催するクリーンアップ作戦でも採用されており、国内外で環境にまつわる多くの賞を受賞しています。

スマホにこのアプリをダウンロードして地図と連動させると、自分が今いる場所の近くでゴミ拾いをした人の写真やコメントを見ることが可能。
また、画面上部にあるゴミ箱のアイコンをタップすると、これまでに拾われたゴミの情報が出てきます。

小高「例えば昨日15日午後3時の時点で、115か国で累計2億7千万個以上のゴミが拾われた、なんてことがわかります」

つボイノリオ「今どきですねぇ。こういう数字がパッと出るんだから」

ゴミは用水路や河川から海へ流れ着き、海の環境を悪化させる原因にもなっています。街からゴミをなくすことは、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標12「つくる責任 つかう責任」、目標14「海の豊かさを守ろう」につながる行動です。

微力でも、みんなでやれば大きな成果

静かに耳を傾けていたつボイも、具体的な数字を聞いて驚いた様子。

つボイ「私ひとりが1つ拾っても大したことないけど…ってあるんですよ。でもみんなで1つずつ拾ったら100人で100個、1000人なら1000個。これが積み重なって世界で累計2億7千万個以上、こういう数字の実感は自分の気持ちを高めますよね」

他にも、地図でゴミを拾った場所もわかるので「この地域はえらいゴミが多い地域ですね」とエリアごとに比較もできるのでは?と続けます。
みんなで『ピリカ』を使えば、その地域に住む人たちが街をきれいに保つ気持ちにもつながるため、とてもいいアプリだと感じたことを熱弁。

街にはペットボトルや空き缶をはじめ何かの食べ物が入っていた袋やたばこの吸い殻など、多くのゴミが落ちています。面倒くさいと思わず、まずは1つ拾って投稿してみると案外『ありがとう』がうれしくてハマるかもしれませんね。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年11月16日11時33分~抜粋

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