つボイノリオの聞けば聞くほど

ウサギのフンがハガキに変身?

2022年11月06日(日)

ライフ・ヘルスケア

11月1日から、全国で一斉に来年の年賀状が販売開始となりました。
年々利用者の減少が囁かれますが、SDGsの観点から、新しい取り組みも見られます。

11月2日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)「SDGsのつボ」コーナーでは、意外なものからハガキを作る試みについて、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。

ウサギのフンで年賀状?

愛知県豊橋市にあるのんほいパーク(豊橋総合動植物公園)では、11月5日に「ウサギのフンからハガキをつくろう!」というイベントが行われました。

主催するのは、年賀状印刷でおなじみのフタバ株式会社。
ウサギのフンを混ぜ合わせた液を使った本格的なハガキづくり体験です。

つボイ「なんだかワクワクしますねえ。小さい子って、ウンチとかフンとか大好きですし。ウサギはかわいいですからね」

小高「ウサギのフン?って思っちゃいますよね」

ハガキを作る方法

ウサギは草食動物のため、そのフンには繊維がたくさん含まれています。

つボイ「臭いの?匂うの?」

小高「違いますよ、草っぽいんです」

フンに含まれている繊維を使って紙をすき、自分だけのオリジナルハガキをつくろうというのが趣旨となっています。

ウサギのフンを混ぜ合わせた液を桶に入れて、ゆっくりと前後左右に揺らしながら紙をすき、道具から外して乾燥させれば完成です。
出来上がったハガキは持ち帰れるそうです。
また使用するフンは、事前にしっかり乾燥させて消毒したものとのこと。

年賀状のネタにうってつけ?

このイベントを通じて紙の製造工程を体験しながら学ぶだけでなく、作ったハガキを通して他人とのコミュニケーションを取ることもできます。

これはSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」や、目標12「つくる責任 つかう責任」ともリンクしており、資源の有効活用にもつながります。

つボイ「来年の干支は卯年ですから」

小高「毎年年賀状に書く一言のネタがなくて困るなぁって方、『このハガキはウサギのフンでつくりました』ってウサギのシールか何か貼って送ればいいですね」

紙すきは、牛乳パックなどでもできる上、紙すきの道具も手作りできるので、家で挑戦するのも楽しそうです。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年11月02日11時35分~抜粋
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