つボイノリオの聞けば聞くほど

法改正で育児休暇がさらに充実!でもパパは何するの?

父親が育休を取得する場面も、徐々にですが法律で義務付けられたりして増えてきました。
でも、いざ育児休暇を取ったら何をしたらいいのでしょうか?

10月12日に放送された『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーでは、父親の育休が法改正で取得しやすくなったことについての話題です。

[この番組の画像一覧を見る]

父親の育休取得がさらに法改正で充実

2021年、育児介護休業法が改正され、今年4月から段階的に施行されています。
さらに今月10月1日より、産後パパ育休(出生時育児休業)制度がスタートしました。

この制度以前も、父親はこどもの誕生日から1年ないし1年半育休を取ることができましたが、この制度とは別に、妻の出産直後(産休期間)に合わせて夫が休みを取得できます。

具体的にはこどもが誕生して8週間の間に、最大4週分の休みを2回まで分割して取ることが可能で、利用するには、原則2週間前までに利用したい旨を会社に申し出るだけ。

会社と本人の間に合意があれば、この休みを取得している間も限定的な就労は可能なんだとか。

この他、従来の育休についても今までは連続1回しか取れなかったのが、2回に分割して取得できるようになりました。
着実に、制度が使いやすく改正されています。

育休取得した父親は何するの?

SDGsの目標5は「ジェンダー平等を実現しよう」ですが、男性が育休を取りやすくすることはこの目標に近づくためのアプローチの1つと言えます。

制度が充実したことによりいろいろな組み合わせで取得できるので、夫婦やこどもの事情に合った選択肢が広がったことになるというのはうれしいことです。

父親側の育休は取りづらい雰囲気がありましたが、法体制の改正で今後休みが取得できるのですが、ここで大切なのは、産後パパ育休や育休を取得した夫が何をするかということ。
この疑問について小高直子アナウンサーが語ります。

小高「休みを取ったのはいいけど、産後で体調や感情が安定しない妻や生まれたばかりの赤ちゃんを目の前にして、途方に暮れるトホホなんてケースもあるようです」

途方に暮れることのないよう、少しでも悩みを減らそうと様々な資料が配布されたり、配信されたりしています。
例えば、市町村が配布している母子手帳ならぬ「父子手帳」も増えてきました。妻の産前に参加する「父親教室」などもあります。

もっと手軽に知るには、インターネットでパパ育休・父育休・パパ育休やることなどのキーワードで検索してみると、妊娠中・出産直前直後・妻の退院後に夫が何をすると家事などがうまくまわるかなどを知り、勉強することもできます。

産前産後はやることがいっぱい!

他には、職場への相談や役所への申請などの事務的なこと、家事のやり方や家事の心構えについて、また赤ちゃんのお世話や赤ちゃんに上の兄姉がいる場合に起こりうることについてなど、様々な情報も発信されています。

出産前に自分たち夫婦にあった情報源を見つけておき、夫婦で話し合っておくといいかもしれません。

つボイノリオ「大変であることは間違いないと思いますけど、どこかで楽しみだという気持ちに置き換えていくことが大切。
赤ちゃんはなんで泣くのかな?とか推理。おむつ変えた?ミルクあげた?じゃあ何だろうって。私はそういう推理好きでしたから」

小高も夫婦で赤ちゃんについて勉強してほしいとコメント。情報源は多くあるのでぜひ活用してほしいと締めくくりました。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2022年10月12日11時34分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報