つボイノリオの聞けば聞くほど

「夏休みの宿題の絵が暗い」バカ正直な娘にガッカリ

バカ息子、バカ娘を持つ親は振り回されっぱなしです。
本人に悪気がないから叱るに叱れず、「まったく誰に似たのやら」と言うのも憚られます。

9月8日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)の人気コーナー「バカ息子・バカ娘」では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、我が子自慢ならぬ我が子下げの投稿を紹介します。

[この番組の画像一覧を見る]

傘はささない

このところ雷や夕立が続いています。傘がなくて困ることもたびたび。

「昨日の夕方、雷とどしゃぶりの雨の中、うちのバカ息子は傘があるのに傘を差さずにずぶぬれで帰ってきました。
理由を聞くと『だって雷が落ちるよ?危険な傘なんかさせないわ』と真剣に言います。

『でもね、お前の傘に落ちる前に、ビルやら電柱に落ちると思うからな』と言いましたら、『いや、危険なことはオレはやらない』とまだ言っています」(Aさん)

小高「若い子は傘を差したがらないですね。スマホ持つから、他に持つものを減らしたいみたいなことも聞きますね」

つボイは大きく世界に目を向けます。

つボイ「イギリスの紳士はほとんど傘を差さないと読んだことがあります。そのエッセイには、外国の人は傘を畳んで細くすることがなかなかできないからと書いてました」

小高「よくイギリスの雨は霧みたいなものが多いから傘を差さない、と聞いたこともありますね」

雷が傘を差している人に落ちる可能性はかなり少ないそうで、街にいればまず大丈夫でしょう。
それでも「傘を差さない」と曲げない息子さんはサムライのようです。

ヒスイ海岸

9月に入り、親子ともどもやっと夏休みの宿題から解放されました。

「夏休みの宿題で思い出すことがあります。うちの長女はバカ正直。
旦那の実家が東北で、こどもたちが小学校の時は毎年帰省していました。途中ハワイアンズに行ったり、那須に寄ったり。

その時は日本海経由で山形、新潟、富山を回って、岐阜を南下するコースでした。新潟のヒスイ海岸で、旦那とこどもたちは海水浴を楽しみました」(Bさん)

ヒスイ海岸ではヒスイの原石を拾うことができるそうです。奥さんはトライしたようですが見つからなかったそう。

隣の絵

Bさんのバカ娘エピソードはここからです。

「しばらくすると参観日がありました。教室の後ろにクラス全員が描いた夏休みの思い出の絵が貼り出されています。

うちの娘の絵、グレーの曇りの空に、小石がごろごろしている海岸。くすんだ青い海で遊んでいる娘たちと父親。
確かにあの日はそんなに天気がよくなかったけど。

よりによってその隣の絵は、青い空に白い砂浜、青い海で泳ぐY君。
Y君の父親は旅行会社に勤めており、毎年、夏休みは海外に。その年はハワイに行ったそうです。うちなんて『日本のハワイ』。

それにしても娘は正直なのはいいけど、せめて海の色はもう少し青くしてほしかったなー。そして先生に言いたいです。2つの絵を並べないでください!」(Bさん)

つボイ「Y君の絵の素晴らしさ、青い海、澄んだ空を際立たせるためにはお宅のお子さんの絵が役に立つわけや」

小高「やめてあげて」

自転車泥棒?

最後は自転車騒動です。

「先日大学生の次男が自転車を駅の有料置き場に入れっぱなしで『取りに行ってほしい』と、トラックで一緒に向かいました。しかし、自転車はない」(Cさん)

盗まれたのでは?と大騒ぎして探すと、買い物をしたスーパーのアピタにありました。

「買い物をして荷物を両手に持ったので、歩いて帰ったことを今更思い出しました。次男のアホさ加減に振り回された3時間でした」(Cさん)

見つかってよかったですが、つボイは別のところに目をつけます。

つボイ「この次男いい自転車に乗ってますね。なぜか、次男の自転車に荷台がない。だから荷物を両手に持って帰ったのです」

つボイの自転車は前と後ろにカゴをつけ、なんでも載せられるようにしています。
荷台のないかっこいい自転車より、実用第一の自分の自転車を誇りに思うつボイでした。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2022年09月08日10時02分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報