つボイノリオの聞けば聞くほど

悲運!「肥溜め」に落ちた人々。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「トイレのコーナー」です。
いや、トイレ以前の問題です。

先々週に小高直子アナウンサーのピンチヒッターとして同局の山内彩加アナが出演した際、お母さんが肥溜めに落ちたことがあるとの告白に、多くの反響が届きました。

8月18日の放送では、つボイノリオと小高アナが投稿を紹介します。

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肥を運んだ時代

「山内アナのお母さんが肥溜めに落ちたって、50歳くらいでしょうか」(Aさん)

山内はお母さんがつボイと同じ境遇、つまり肥溜めに落ちたことがあると語っていました。

「下手すれば山内アナの祖父母でさえ戦争を知らない世代でしょう。50代で肥溜めに落ちたってびっくりです。

私の時代は肥溜めありました。落ちたことはないですが、母はお金がないので肥溜めの桶を自分で両天秤で肩にかついで運んでいました。

私が小さい頃、洗濯も川でしていました。うちは貧乏だったので、家電はかなり遅く、私が中学の頃に洗濯機が来ました。テレビは10歳の時です」(Aさん)

山内のお母さんは北海道出身だそうです。地域による違いもあるのかもしれません。

肥溜めにイン

Bさんのおたよりは実体験です。

「肥溜めに落ちた話はリアルすぎるわ。私は田んぼの脇の手前にあった犬の糞を踏んづけて、それにすべった勢いで肥溜めにはまりました」(Bさん)

つボイ「糞が糞を呼ぶ」

小高「ふん、ふん」

「肥溜めにインしました。友達はくっさーと走り去って。草をつかんではいあがるも、ポケットが肥でパンパンになり重くて上がらず」(Bさん)

つボイは「これ逆パラシュートというんですよ。抵抗になるんです」と体験から解説。

「たまたま通りかかった近所のおじさんにロープで引き上げてもらいました」(Bさん)

小高は「つボイさんの体験とよく似てますね」と感心します。

落ちた人でないとわからない臨場感がにおってますね。

肥溜めで遊ぶ?

Cさんも実際に落ちた派です。

「肥溜めに落ちたら、運がよくなるとは本当ですか?私も小学校の時に落ちました」(Cさん)

「これも時代ですよ」と語るつボイ

つボイ「農業でもいろいろな形があって、今は化学肥料ですけど、人糞が肥料になった時代もありました。
そのまま撒いたら、強くてあかん。だから肥溜めというところで、いったん寝かしておかなあかん。畑の脇に寝かすところがちゃんとあった。それが肥溜めです。
運んできて入れなあかんから、それが道の側にある。だから通学路の側にもあってよく落ちるんですよ」

今からは想像できませんが、昔の通学路は危険がいっぱいです。

つボイ「落ちるだけでなく、よく遊び道具にもなりました。置いとくと、表面がかさぶたのようになる。石ぶつけてかさぶたを打ち破ったりしました」

小高「そんなことしてるから肥溜めの逆襲にあうんですよ」

つボイ「私のいとこは、かさぶたを突破するために、そばにあった大きな石をバーンとやったら、返りしぶきをぶわーっと浴びただけでは済まなかった。表面がずーっと下がった。つまりカメが割れてしまった。で、怒られた」

小高「ダメですよ」

肥溜めに落ちるだけでなく、そこで遊びを考える。エスカレートして、壊してしまう。
昔のこどもはワイルドでした。

運がつく?

話が逸れましたが、Cさんの運の話です。

「私は小学生の時に落ちました。その時祖父に助けられ、そのままため池に放り込まれました。泣くに泣けないというのを痛感しました。

ずっとトラウマになっていましたが、つボイさんの話に光明を見出しました。これからの人生、すごくいいことがあることを信じて強く生きていきます」(Cさん)

小高「結構落ちた人がいますね」

つボイ「肥料が化学肥料になる前の農道の風景です」

なかなかインパクトのある体験であることが伝わります。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年08月18日10時06分~抜粋

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