つボイノリオの聞けば聞くほど

進化していく地図の世界

8月11日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』はつボイノリオとアシスタントの清水藍が担当しました。

この日は地図特集を放送しました。というのも榊原悠介アナウンサーが無類の地図好き。「地図地理検定(一般)」にも合格しています。
榊原アナを交え、身近なのに知らないことも多い地図の話が展開されました。

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ゼンリン

地図の話はディープなので、今回は清水による地図好きの方におすすめの地図柄のグッズを取り上げます。
福岡県に本社を構える大手地図メーカーゼンリンが販売しています。

すでにゼンリンに関しておたよりが届いています。

「私の愛大の先輩は学生時代ゼンリンの住宅地図のアルバイトをしていました。住宅地図の家の表札を確認して回ったそうです。
郡上の和良町に行ったとき、頭にコンコンと小石が当たったそう。頭上をみたらサルの群れが石を投げていたそうです。そんな苦労をして地図は作られています」(Aさん)

地図柄グッズ

地図を柄として扱っているグッズとして、清水は、折りたたみ傘、クリアファイル、風呂敷を持ってきました。

A4のクリアファイルは名古屋駅から名古屋城までうつる感じで、碁盤の目のような道路もしっかりわかります。

つボイは「名古屋一面が空襲で燃えてしまった後、区画整理がされたんだろうな、と思いますね」と、戦争の悲惨さに思いを馳せました。

傘で道案内?

榊原は「傘もすごいですね」と少し驚いた様子。
開くと、淡い茶色で地図がわかります。

榊原「パッと見るとおしゃれですね。幾何学的だけど、よく見ると地図です。クリアファイルより広い地域です」

つボイは「歩いていると、どこ行ったらいいでしょうかと聞かれます。この傘を見てください。ここをまっすぐ行って…と、便利ですね」といい利用法を思いつきます。

道案内に便利、確かに意外な使い方です。

大風呂敷

清水のおすすめは、大きな風呂敷です。
「面積が大きいので表示できる地図も広範囲に及びます。なんとCBCも入っています」とうれしそう。

グッズは名古屋だけではなく、本社のある福岡県、東名阪の大都市などを中心に選定しているそうです。
それぞれのカラーが選ばれていて、名古屋については、信長ゆかりのスカーレット、金のシャチホコをイメージした黄金色。
都市にあわせた配色にもこだわっているそうです。

ゼンリン

ゼンリンについてはより詳しく紹介されました。
ゼンリンは1948年(昭和23年)の創業。これまでずっと作り続けているのが、表札などの公開情報をもとにした住宅地図。
全国70の拠点で、日々、調査員が町を歩き回ってデータを収集しています。

住宅地図は、出前、配達、消防、救急など、幅広い分野で活躍しています。

つボイも、学生の頃、お中元配送センターでバイトをするのに使っていたと、なつかしく語ります。

進化する地図

1990年代には世界初のGPSカーナビゲーション向けの地図の開発、2000年代からは携帯電話やインターネット向けの地図の開発もしているそうです。

現在はドローン用の空の地図も。ドローンが安全に飛行できるように高さ何メートルのところに高架線があるなどの高さの情報や、落下したときに地上に障害物がないような安全なルートを選定できるような地図です。地図も次第に進化しています。

近年は防災マップにも力を入れています。その地域にあわせた情報をカスタマイズして自治体や企業に提供しているそうです。

今やスマホで地図アプリを利用しない日はない気がします。
最近では、防災マップも重要度が増しました。
生活の中でますます地図は身近になっていることを感じます。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年08月11日11時10分~抜粋

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