つボイノリオの聞けば聞くほど

ドラファンは複雑?村上宗隆選手、5打席連続本塁打の新記録!

ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手が、8月2日に神宮球場で行われた中日戦で、プロ野球新記録となる5打席連続本塁打を記録しました。

8月3日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、この偉業について讃える投稿を、つボイノリオと山内彩加アナウンサーが紹介しました。

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4本連続でも25年前

村上選手は誕生日が2000年の2月2日で年齢が22歳、推定年俸が2億2,000万円と、見事に2が並んでいる状況。

そしてホームランは2本どころか5本連続を記録しましたが、野球をよく知らない人からすると、どうすごいのかはピンときていないかもしれません。

過去にフォアボールをはさまない4打席連続本塁打は、1956年(昭和31年)に青田昇さん(大洋)が最初。

あとは1964年に王貞治さん(巨人)、トニー・ソレイタさん(日本ハム)が1980年(昭和55年)、ランディ・バースさん(阪神)が1986年(昭和61年)に記録。
中日では高木守道さんと谷沢健一さんが記録しています。

4本連続でも何年かに1度しか出ない記録で、しかも1997年(平成9年)以来出ていなかったにもかかわらず、今回いきなり日本新記録となりました。

ドラゴンズファンの本音も

『聞けば聞くほど』は東海エリアで放送されているので、中日ドラゴンズのホームでもあります。
そのため新記録への喜びの声がありながら、記録が出たのが中日戦ということで、心境の複雑さものぞかせる方も。

「ドラゴンズファンの私でも、敵ながらあっぱれ。それとドラゴンズの柳投手も逃げることなく勝負をしたことも、すがすがしい気持ちになりました。

……本音はドラゴンズにも、村上選手のような強打者が欲しいなと思います」(Aさん)

「王さんでもなし得なかった5打席連続ホームラン、7月31日の阪神戦から昨夜の中日戦をまたいでの新記録。
ホームランをくらった中日の柳投手は悔しいと思いますが、打った村上選手を褒めてあげましょう。
今年は投高打低で投手の記録が目立っていますが、あっぱれだなと思います。

でも中日相手に頑張ってほしくないです」(Bさん)

大記録の裏で

そして、懐かしい記録と並べる方も。

「柳投手は今後、王選手に756号を打たれた鈴木康二朗投手みたいに、『村上に5打席連続ホームランを打たれた』という枕詞が付くようになりましたね」(Cさん)

つボイ「鈴木投手、ぼんやりとした記憶でしたんで、あらためて調べてみたらビックリしました。
この人、1949年4月18日生まれで、(年も含めて)私と一緒の誕生日やったんです」

さらに鈴木投手のエピソードも発掘しました。

つボイ「この人いろんな逸話があってね。1977年(昭和52年)に(王選手が)756号と記念すべきホームランで、相手投手にはサイパンペア旅行券がもらえるという企画があったらしい。

それで打たれたのが鈴木投手で、『おめでとうございます!』って言われたら、『いらん!俺は受け取らん。サイパンなんか行くか!』って断ったのが、(野球マンガの)『がんばれ!!タブチくん!!』にも書かれていたらしいです。

そういう骨のある人ですけど、近鉄に移籍したら、キャンプ地がサイパンやったんですよ(笑)」

これで40年以上前の記憶がよみがえったという方が、いらっしゃるかもしれませんね。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年08月03日09時24分~抜粋

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