つボイノリオの聞けば聞くほど

男と女、いつまで経っても答えが出ない。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「男と女のコーナー」では、男と女の様々なエピソードや話題を取り上げています。
男と女はいくつになっても変わらない…と言いつつ、実はさまざまな変化があるようです。

7月28日放送でも、つボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを読み上げます。

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こどものデート

思春期が男女の問題のはじまりでしょうか。親は気が気でないものです。

「同年代の女性から高校生の時のデートってどこで何してました?と聞かれました。

『高校生の息子が彼女と映画名探偵コナンを見にいったんですよ。こどもっぽくないですか?まだキスなんかしてないのかな』とか言うので、私は『どっちかの家で一緒に勉強する時にキスしますよね』と。
『ええっそうなんですか?よくうちで勉強してますよ!』と動揺させてしまいました。

お母さん、男と女で『うちの子に限って』はないです。だいたい他であることはこっちでもありますよ」(Aさん)

つボイ「まー、お母さんは勉強はかどってる?とか、よく入ってくるね」

自分の高校生の時を思い出したようです。

小高「お茶入れたわよ、お菓子いらない?」
つボイ「いらんわ!」

小高「1人の時はお茶ない、お菓子ないとか言うてくるくせに」
つボイ「2人の時はいらんわ!!」

自分のしてきたことは忘れて、自分のこどもにはいろいろ心配するものです。

お祭りのたこ焼き

自分のこととなると、懐かしい思い出になります。

「高1の時です。地元・熱田区の中学校の同級生の彼女と熱田祭りでデートしました。たこ焼きを二人前買って、別々に持って食べました。
彼女は食べきれずゴミ箱に捨ててしまって、私たちの仲もそれからしばらくして花火が消えるように終わってしまいました」(Bさん)

つボイは「ひとつのたこ焼きならくっついてつつき合いができるけど、お金はかかる、距離はできる、SDGsに反するわ、ろくなことはありません」と、結論づけました。

時が経つと…

若い頃から中年、初老?まで長く付き合う人もいます。それぞれの季節を経てきました。

「同僚の女性が退院祝いに食事に誘ってくれました。会席を日本酒でいただきました。
お互い53歳を過ぎると途中でトイレに立ったり、帰りに靴を履いて立ち上がる時に相手の身体を支えたり、つかまったりしていました。

30代までの彼女なら、やめて、誰かに見られて変な噂を立てられたら困るわと言いますが、今は『ありがとう』。
私も昔なら『まだ時間大丈夫?』と次に誘っていましたが、今はタクシー乗る前『トイレ大丈夫?』と会話が変わっています」(Cさん)

小高「若い時と今で、何が切実かで変わってきますね」
つボイ「欲望に切実か、相手の尿意や便意に切実か」
小高「ベクトルが違います」
つボイ「両方とも下半身の話ですけど」

同じ下半身でも、年齢を重ねると意味合いが違ってきます。

若者が結婚しないワケ

近頃は結婚したくない、結婚にこだわらない、という若者が増えているようです。

「諸先輩氏が、結婚は人生の墓場、小遣いが少ない、こどものために節約、奥さんにしかられる、自分の時間がなくなる、家族サービスをしなきゃいけない等々。
こんなことを聞かされていたら、結婚を誰がするかと思うのは当たり前です。

いま少子化とか、結婚を望まない若者がいる、困ったもんですね、とか言いますが、こんなこと言っていたら、若者が早く結婚したいと思わないよ。
結婚は楽しいよ、という人が多ければこうはならないです」(Dさん)

確かに、まわりの人が結婚して楽しそうだったら、若い人の思いも変わるかもしれません。

これに小高はちょっと違う見方をします。

小高「たいてい離婚する人はあまり愚痴らず、いきなり離婚することが多いです。
愚痴っている人は、なんかかんか愚痴りながら別に離婚しないという傾向はありますね。言わなくても結婚していい部分はあるということではないですか」

確かにそんな傾向はあります。結婚とは、いい悪いとひと言では語れないようです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年07月28日10時02分~抜粋

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