つボイノリオの聞けば聞くほど

ラブホにあった懐かしの「エアシューター」、今もあるの?

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の人気コーナーのひとつが「ラブホのコーナー」。

ラブホテルに関するエピソードをリスナーから募集し、パーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しています。

7月11日の放送では、昔の人なら知っている、今の人はあまり知らないと思われる、ラブホのとある設備についてトークを展開しました。

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ラブホ以外でも利用されている

かつてエアシューターという装置がラブホにありましたが、これは支払うお金をカプセルに詰めて、管に入れると空気でフロントまで送られるというものです。

…といっても、見たことがない方にとってはちんぷんかんぷんだと思われますので、各自で調べてみてください。

よくラブホで会計などに使われていた装置ですが、他の場所でも使われていました。

「エアシューター、懐かしいですね、1981年(昭和56年)に新卒で入った会社にありました。
ラインの端から端まで500mあって、伝票を送ってました。
後に新栄(名古屋市中区)のラブホでエアシューターを見た時、『えっ、こんなところにもあるのか』と思ったぐらいです」(Aさん)

その他に病院などでも使われているそうです。

エアシューターは今もある?

昭和レトロとなったエアシューターですが、果たして今もあるのでしょうか。

「スマホ全盛の今、エアシューターを使ってるホテルはあるんですかね。
百戦錬磨の聞けばリスナーのみなさまにお聞きしたいです」(Bさん)

その質問に答えるかのようなおたよりがありました。

「まだ活躍しているホテルがありますよ。しかもCBCの近くの新栄にあるホテルで、ルームカードキーを使用しているのですが、前金でシューターに1万円を入れて送り、出る際にカードキーを精算機に入れると、お釣りが出てくるという、新しいのか古いのかよくわからない(システム)です」(Cさん)

「精算機があるのだから、入る時にも1万円を入れる機械があれば良いのでは?」という質問は置いておきましょう。

つボイ「(女性を誘う)きっかけになるじゃないですか。『エアシューターちょっと使ってみたいので、行かへんか?』って」

小高「『別に使わなくていいし』って思われるかと…」

「言うことを聞かんなあ」とボヤくつボイでした。

今の支払い方法は?

エアシューターはラブホでしか見かけない支払い方法で、例えば回転寿司でお会計の時にエアシューターを使うなんてことはありません。

小高「特殊な払い方っていうのは何ですかね。
なるだけ人に会いたくないという思いでしょうね。
普通のホテルみたいにフロントで『いらっしゃいませ』って言うんじゃない」

つボイ「さっきの話は折衷案のような感じですよね」

では、現在のラブホはどんな支払い方法になっているのでしょうか。

「最近はどんな会計の仕方をするんだろうという疑問がありました。
直近3か月間の鈴鹿市内で3件だけのリサーチになりますが、部屋の玄関に精算機があり、そこにお金を入れてお釣りが出てくるシステムです。

一度1万円を入れて先に硬貨がチャリンチャリンと出た後、機械がウィーンとうなり、紙幣を出そうとしましたが、結局出なかったのでフロントで紙幣だけ受け取りました」(Dさん)

機械化も虚しく、結局面と向かって会うことになってしまいました。

つボイは最後に「施設の話は本来、どうでもいいんです。ハードよりもソフトの方の話をしたい」と訴えました。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年07月11日10時05分~抜粋

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